今後、クビアカツヤカミキリの成虫が木から脱出する夏季を迎えるにあたり、被害地域の拡大が懸念されます。昨年度は、三重県において新たな場所でクビアカツヤカミキリによる被害の発生が確認されました。
県では、今後の被害拡大を防止するため、クビアカツヤカミキリの生息情報を広く収集しています。
疑わしい被害木等を発見した場合は、下記により情報をお寄せください。
記
1 発生状況
木曽岬町、桑名市、四日市市の街路樹や公園において、クビアカツヤカミキリの寄生が確認されて
います。
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメ等バラ科の樹木に寄生し、公園、街路樹や果樹園の
樹木を枯死させる等の甚大な被害を与えます。国内では2012年に初めて発見されて以来、15都
府県でクビアカツヤカミキリによる被害が確認されています。
2 生息情報の収集方法
クビアカツヤカミキリを見かけた場合等は、以下のインターネット入力フォームにより情報をお寄
せください。
なお、インターネットの入力フォームによらない場合は、次の(2)収集事項について、3 情報
収集に関する問い合わせ先へご連絡をお願いします。
(1)入力フォームのURL(LoGoフォーム)
https://logoform.jp/form/8vMX/809346
(2)収集事項
ア 通報者の連絡先(電話番号及びメールアドレス)
イ 発見した日時
ウ 発見した場所
エ 発見したもの等(成虫、フラス*等)
オ 発見したときの状況(成虫の場合は匹数、フラスの場合は樹木の本数)
カ 状況写真(発見した木の姿又は発見場所の状況がわかるもの)
* フラスとは、幹に侵入した幼虫が排出する木屑と糞が混ざったもので、一般的にひき肉状に連
なった形をしています。
なお、クビアカツヤカミキリの特徴等に関する情報につきましては、次のウェブサイトをご参
照ください。
・特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」に関するお知らせ(三重県みどり共生推進課)
https://www.pref.mie.lg.jp/MIDORI/HP/m0118500100.htm
・特定外来生物クビアカツヤカミキリとは?~その特徴・被害状況・被害対策について~
(三重県林業研究所)
https://www.pref.mie.lg.jp/ringi/hp/000250396.htm
3 情報収集に関する問い合わせ先
三重県 農林水産部 みどり共生推進課 野生生物班
〒514-8570 三重県津市広明町13番地
電話:059-224-2578
E-mail:midori@pref.mie.lg.jp
4 その他
(1)クビアカツヤカミキリの疑いがある場合は現地確認を行います。この場合、調査事項の確認のた
め、通報者へご連絡をさせていただくことがあります。
(2)いただいた個人情報は、調査事項の確認のために限り使用するものとし、個人情報の保護に関す
る法律に従って適切に管理し、公表はしません。
(3)クビアカツヤカミキリは、法律により国の許可等を受けることなく発見場所からの運搬及び保管
(飼育)が禁じられています。疑わしい成虫を発見された場合は、可能な限りその場で踏みつぶす
などして殺処分をお願いします。