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平成28年09月13日

石垣副知事の台湾(高雄市)訪問(9月5日~8日)の概要について

 平成28年9月5日(月)から8日(木)にかけて、世界の港湾都市のリーダーが集まる「2016世界港湾都市フォーラム」(台湾・高雄市主催)への招待を受け、石垣副知事が高雄市を訪問しました。
 「2016世界港湾都市フォーラム」では、開幕式や市長フォーラム等へ出席するとともに、今年1月に「高雄市と三重県の国際交流促進覚書」を締結した高雄市長を個別訪問し、教育旅行などを通じた末永い友好関係について意見交換を行いました。
 また、同行した四日市港管理組合の鈴木部長がパネルディスカッションにおいてプレゼンテーションを行い、世界に向けて三重県や四日市港の情報を発信しました。
 訪問の概要は下記のとおりです。

        記

1 2016世界港湾都市フォーラムへの出席
(1)正式名称
  2016 全球港灣城市論壇(中国語)
  2016 Global Harbor Cities Forum(英語)
  2016世界港湾都市フォーラム(和訳)
(2)開催期間
  平成28年9月6日(火曜日)から9月8日(木曜日)※最終日は欠席
(3)開催場所
  高雄展覧館
(4)開催目的
  ・世界の港湾都市における産業発展や社会課題の克服、変革に関する経験等を共有し、都市の発展や
   産業構造の転換を推進する。
  ・港湾都市間の世界的なネットワークを構築し友好関係を深めるとともに、経済・貿易交流を推進す
   る。
(5)出席者
  石垣英一 三重県副知事、鈴木伸幸 四日市港管理組合経営企画部長ほか
  三重県側 計5名
(6)概要
 <開幕式>
  陳 菊(ちん きく)高雄市長による開会宣言、林 全(りん ぜん)行政院長(首相に相当)のあいさ
 つの後、民族舞踊などの盛大なアトラクションが開幕式を盛り上げました。
  開会宣言の中で陳市長は「文明の進歩に大きく貢献してきた海洋都市の重要性を認識し、25か国の49
 都市から来ていただいた代表者がともに港湾の未来を考える場としたい。」と述べました。
  その後、各都市のリーダーが1人ずつ紹介され、石垣副知事が登壇し記念撮影を行いました。
<パネルディスカッション>
  都市発展局のパネルディスカッション「港湾と自治体の協力及び都市計画」のうち、セッション2「旧
 港湾地区の活性化に関する事例研究」の中で、鈴木部長がプレゼンテーションを行いました。
  プレゼンテーションでは、四日市港の歴史、優位性、取扱量、アジアとのネットワーク、親しみやすい
 港づくりの取組などの説明に加えて、伊勢志摩サミットで注目を浴びた三重県の魅力について情報発信を
 行いました。
  これに対して、同セッションのコーディネーターである劉 曜華(りゅう ようか)氏(逢甲大学都市
 計画・空間資訊部副教授)から「既存の港湾をうまく活用し、都市中心部との連携につながる好事例だ」
 とのコメントがありました。
(7)その他
 <日本の他県市の出席状況>
  千葉県、神戸市、大阪市、福岡市、横浜市

2 市長フォーラムへの出席
(1)日時
  平成28年9月7日(水曜日)8時00分から10時10分まで
(2)場所
  漢来大飯店(グランドハイライホテル) 9階金龍庁
(3)目的
  高雄市長及び海外都市代表者(原則として知事・副知事級または市長・副市長級以上)が、港湾都市を
 めぐる各国の諸課題や経験について共有し、複合的な視点で都市問題の解決、環境と経済の調和、コミュ
 ニティとの連携で進めるまちづくりなどの推進等、将来の展望に関する大局的な意見交換を行う。
(4)出席者
  石垣英一 三重県副知事(随行者入室不可)
(5)概要
  31都市の代表が3卓に分かれて着席し、経済、港湾開発・都市開発、多様な交流促進、環境と経済の両
 立などのテーマで意見交換を行いました。石垣副知事からは、四日市公害を克服した歴史や、石油化学コ
 ンビナートと次世代産業の連携により高付加価値なものづくりへの転換を促進している三重県の事例を報
 告しました。
  また、三重県、千葉県及び台湾3都市の代表が「2016世界港湾都市フォーラム」の共同宣言への事前署
 名を行いました。(9月8日の閉幕式には欠席したものの、石垣副知事の署名は当日スクリーンで大きく
 放映されました。)
(6)市長フォーラムの主な出席都市
  アメリカ(ボルチモア、バトンルージュ、ホノルル)、カナダ(バンクーバー)
  イギリス(リバプール)、フランス(マルセイユ)、デンマーク(コペンハーゲン)
  ロシア(サンクトペテルブルク)、オーストラリア(ブリスベン、シドニー)
  ニュージーランド(オークランド)、ミャンマー(ヤンゴン)、ベトナム(ダナン)
  マレーシア(ペナン)、インド(コーチ)、モルディブ(マレ)、パナマ(パナマ)
  ペルー(カヤオ)、韓国(水原(スウォン)、釜山(プサン))ほか台湾都市代表数名

3 交流協会高雄事務所訪問
(1)日時(時刻は現地時間。時差は日本時間に対してマイナス1時間)
  平成28年9月5日(月曜日)16時20分から16時50分まで
(2)場所
  交流協会高雄事務所
(3) 参加者
  中郡 錦蔵(なかぐん きんぞう)交流協会高雄事務所長ほか
  交流協会高雄事務所側 計2名
  石垣英一 三重県副知事、鈴木伸幸 四日市港管理組合経営企画部長ほか
  三重県側 計4名
(4)概要
  台湾における日本の窓口機関である交流協会の高雄事務所を訪問し、4月に着任された所長との間で、
 台湾と三重県の交流状況や、翌日から開催される「2016世界港湾都市フォーラム」について意見交換を
 行うとともに、特に高雄市との教育旅行による交流を促進するため、今年10月に市政府教育局長の一行
 が三重県を訪問することとなっていることから、訪問先や受入状況などについて説明し、市政府との調整
 への支援を依頼しました。

4 高雄市長への個別表敬訪問
(1)日時(時刻は現地時間。時差は日本時間に対してマイナス1時間)
  平成28年9月7日(水曜日)16時50分から17時30分まで
(2)場所
  君鴻酒店(85スカイタワーホテル)42階 珊瑚庁
(3)参加者
  陳 菊(ちん きく)高雄市長、許 立名(きょ りつめい)副市長
  范 巽綠(はん そんろく)教育局長、陳 瓊華(ちん けいか)秘書処長
  李 怡徳(り いとく)都市発展局長ほか 高雄市側 計13名
  石垣英一 三重県副知事、鈴木伸幸 四日市港管理組合経営企画部長ほか
  三重県側 計5名
(4)概要
  今年1月に「高雄市と三重県の国際交流促進覚書」を締結した高雄市長を個別訪問し、意見交換を行い
 ました。
  陳市長から、世界港湾都市フォーラム出席への謝辞とともに、「伊勢志摩サミットの成功をお祝い申し
 上げる。有名になった三重県から、知事と副知事が高雄へきていただき嬉しく思う。」とのあいさつがあ
 りました。
  また、高雄市は教育旅行への期待が高く、市長から「既に熊本県や八王子市などとも活発な交流関係を
 なっているが、三重県とも兄弟のような末永い友好関係を続けていきたい」と発言があるなど、当初の予
 定時間を大幅に超過するほど活発な意見交換となりました。

5 台湾港務高雄分公司(高雄港港湾管理会社)副社長との面談
(1)日時(時刻は現地時間。時差は日本時間に対してマイナス1時間)
  平成28年9月6日(火曜日)17時10分から17時30分まで
(2)場所
  2016世界港湾都市フォーラム会場内(高雄展覧館)会議室
(3)参加者
  盧 展猷(ろ てんゆう)台湾港務股份有限公司高雄港務分公司副総経理(台湾全体の港湾管理会社の
  高雄支社副社長に相当)、張 展榮(ちょう てんえい)同社労安処長(部長に相当)ほか 台湾港務
  側 計4名
  石垣英一 三重県副知事、鈴木伸幸 四日市港管理組合経営企画部長ほか
  三重県側 計5名
(4)概要
  世界第13位のコンテナ取扱量を誇る高雄港管理会社の幹部と面談し、四日市港の利用促進、航路サー
 ビスの充実について意見交換を行いました。
  現在、四日市港には17のコンテナ定期航路サービスがあり、そのうち7サービスが高雄港へ寄港してい
 ること、四日市港と台湾のコンテナ貨物の約5割が高雄港で取り扱われていること、三重県が高雄市と
 MOUを締結し交流を行っていることなどを説明しました。双方から「魅力ある港湾、魅力あるまちづく
 りを進めるため、既存航路をうまく活用しながら今後ともよろしくお願いしたい」との発言がありまし
 た。

6 鈴鹿サーキットパーク・タロコパーク訪問
(1)日時(時刻は現地時間。時差は日本時間に対してマイナス1時間)
  平成28年9月7日(水曜日)13時30分から15時30分まで
(2)場所
  鈴鹿サーキットパーク・タロコパーク(商業施設)
(3)参加者
  張 南星(ちょう なんせい)鈴鹿サーキットパーク総経理
  楊 雅雯(よう がぶん)タロコ開発高雄支社 店長・副総経理
  ほかタロコグループ側 計7名
  石垣英一 三重県副知事、鈴木伸幸 四日市港管理組合経営企画部長ほか
  三重県側 計5名
(4)概要
  5月に開業した鈴鹿サーキットパーク及びタロコパーク(商業施設)を訪問し、開業と順調な集客への
 御祝いを述べるとともに、観光誘客の取組状況について意見交換を行いました。
  概要説明の中で、楊副総経理から「台北での観光地イコール『台北101』と誰しもが認識されるよう
 に、高雄での観光地イコール『タロコパーク』と思われるようなエンターテイメントづくりに取り組んで
 いる。今冬には、敷地内に温泉施設も開業するので、鈴鹿サーキットパークとともに大きくPRしていき
 たい」との発言がありました。
  同施設には、商業施設やサーキットコースのみならず、フィットネスクラブ、映画、バスケットボール
 など多くの娯楽施設を備えており、石垣副知事から「遊びの要素がここに全てそろっており、高雄に新た
 なインパクトを与えたに違いない。鈴鹿や三重県のPRも引き続きよろしくお願いしたい」と改めて要請
 しました。

関連資料

  • 写真(PDF(832KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 雇用経済部 企業誘致推進課 海外展開支援班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁8階)
電話番号:059-224-2499 
ファクス番号:059-224-2221 
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