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平成29年10月26日

台風21号における宮川ダムの防災操作(洪水調節)の効果(速報値)

 宮川ダムでは、台風21号の大雨によるダム下流域の洪水被害の軽減を図るため、ダムに流れ込む河川の水(流入量)の一部をダムに貯める防災操作(洪水調節)を行いました。
 その内容は下記のとおりです。

1.日  時 10月22日16時42分~23日2時7分まで
       (防災操作した日時)

2.場  所 宮川ダム(多気郡大台町久豆)

3. 内  容 
(1)降雨量
  ・10月22日9時28分 大台町に大雨警報発表
  ・ダム流域の平均累計雨量:699ミリ(10月18日16時~23日2時) 
  ・宮川ダム観測所(多気郡大台町久豆地内)における最大時間雨量:43ミリ(22日21時)
(2)防災操作の状況
   10月22日16時42分 ダムへの流入量が毎秒600立方メートルを超えたため防災操作を開始
      22日22時26分 最大流入量発生(毎秒1,742立方メートル)
              防災操作により、毎秒620立方メートルをダムに貯留し、ダム下流への
              放流を毎秒1,122立方メートルに低減
   なお、流入量が毎秒600立方メートルを下回る23日2時7分まで防災操作を継続しました。
(3)防災操作による効果
   今回の防災操作により、宮川下流の度会郡玉城町内にある岩出水位観測所地点では約41㎝の水位低
   減効果があったと推定されます。(速報のため数値は変更することがあります。)

【参考】
 防災操作を行うにあたっては、気象情報や雨量、河川水位等のデータからダムに入ってくる水の量(流入量)を予測し、ダムにどれだけの水を貯めるのか、川にどれだけ流すのかを検討した上で、実施しています。その手順は以下のとおりです。
(1)気象・雨量・河川水位・流量・ダム諸量データ等情報収集
(2)予測流入量の把握
(3)関係機関への通知、ダム点検、事前パトロール、ダム操作の実施

関連資料

  • 岩出水位観測所の水位低減効果・位置図(PDF)(PDF(560KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 松阪建設事務所 宮川ダム管理室 〒519-2633 
多気郡大台町久豆506
電話番号:0598-78-3221 
ファクス番号:0598-78-3225 
メールアドレス:miyadam@pref.mie.lg.jp 

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