三重県教育委員会では、令和4年3月県立学校卒業者の令和4年3月末現在における就職内定状況の調査
結果をとりまとめました。
1 県立高等学校卒業者の就職内定状況(全日制・定時制)
(1)卒業者 11,358人
(2)就職希望者 3,461人
(3)就職内定者 3,448人
(4)就職未内定者 13人
(5)就職内定率 99.6%
12月末時点での調査以降、各学校では、進路指導担当者が就職実現コーディネーターと協力して、応募
事業所未定の生徒に対してきめ細かな個別相談を行うとともに、ハローワークや地域若者サポートステー
ション等の担当者と連携した就職支援を行った結果、前年同期と同程度の就職内定率を維持することができ
ました。
2 県立特別支援学校高等部卒業者の就職内定状況
(1)卒業者 261人
(2)就職希望者 68人
(3)就職内定者 68人
(4)就職内定率 100%
進路指導担当教員及びキャリア教育サポーター等が連携して進路希望の実現に向けて支援した結果、希望
者全員が事業所に就職内定しました。
3 今後の対応
(1)県立高等学校の対応
県立高等学校卒業者の就職未内定者13人に対しては、出身高等学校において、引き続き進路担当者
が中心となり、令和4年6月末までに就職が実現できるよう、ハローワーク等と連携を図り途切れない
支援を行います。
就職した生徒については、企業等で管理職や人事部門の経験を持つ就職実現コーディネーターが、就
職者の職場での様子を確認し、職場定着に心配な様子がある場合には、企業と連携した支援を行いま
す。
(2)県立特別支援学校の対応
県立特別支援学校高等部卒業生については、雇用関係機関、障害者就業・生活支援センターなどの協
力を得て就職先を訪問し、職場での状況把握に努め、本人の特性に応じた仕事内容や職場環境について
企業と相談するなどして、安心して働き続けられるよう一人ひとりの状況に応じた支援に取り組みま
す。