三重県教育委員会では、令和7年3月県立学校卒業者の令和7年3月末現在における就職内定状況
の調査結果をとりまとめました。
1 県立高等学校卒業者の就職内定状況(全日制・定時制)
(1)卒業者 10,317人
(2)就職希望者 3,003人
(3)就職内定者 2,983人
(4)就職未内定者 20人(うち、採用選考試験の結果待ちの生徒1人)
(5)就職内定率 99.3%(令和6年3月末99.7%)
12月末時点での調査以来、各学校では、進路指導担当者が就職実現コーディネーターと協力
して、応募事業所未定の生徒に対してきめ細かな就職支援を行った結果、多くの生徒の就職内定
につながりました。
就職未内定の生徒は、現在も高等学校やハローワーク等からの支援を受けながら、就職活動を
続けています。
2 県立特別支援学校高等部卒業者の就職内定状況
(1)卒業者 246人
(2)就職希望者 63人
(3)就職内定者 63人
(4)就職内定率 100%(令和6年3月末100%)
進路指導担当教員及びキャリア教育サポーター等が連携して進路希望の実現に向けて支援した
結果、希望者全員が事業所に就職内定しました。
3 今後の対応
(1)県立高等学校の対応
県立高等学校卒業者の就職未内定者20人が早期に就職実現できるよう、出身高等学校の進路
指導担当者とハローワーク等が連携し、途切れない就職支援を行います。
就職した生徒については、就職実現コーディネーターが、就職者の職場での様子を確認し、職
場定着に心配な様子がある場合には、企業と連携した支援を行います。
(2)県立特別支援学校の対応
県立特別支援学校高等部卒業生については、雇用関係機関、障害者就業・生活支援センター等
の協力を得て、学校が就職先を訪問し、職場での状況把握や、一人ひとりに応じた仕事内容や職
場環境について企業と相談するなど、安心して働き続けられるよう支援します。
また、令和8年3月高等部卒業予定者についても、キャリア教育サポーター等が生徒本人の状
況を十分に把握したうえで、生徒一人ひとりの状況に応じた業種・業務と必要な支援の方法を企
業に提案する形の職場開拓を進めることにより、就職希望の実現に取り組みます。