三重県教育委員会は、読書の楽しさや大切さを周囲に伝え、本と人、図書館と人をつなぐ読書活動のリーダー「子ども司書」の育成に今年度から取り組みます。
このたび、「子ども司書」を目指す小学校5・6年生の児童が「子ども司書」の意義や役割を理解し、図書館の機能を学ぶため「全体研修会」を開催します。
1 日時
平成28年7月28日(木) 9時30分から14時00分まで
2 場所
三重県男女共同参画センター セミナー室A
(津市一身田上津部田1234/電話059-233-1111)
3 参加者
尾鷲市、菰野町、朝日町、多気町、明和町内の小学5・6年生の児童 24人
4 スケジュール
9時30分から12時10分まで(開会行事、講演、グループディスカッション)
12時30分から14時00分まで(三重県立図書館バックヤード見学)
5 講演内容・講師
(1)表題 「子ども司書」になろう!~今日からあなたは本と人を未来につなぐ「大使」です~
(2)講師 アンドリュー・デュアー氏(東海学院大学教授兼図書館長及び同附属東海第一幼稚園園長)
6 主催者
三重県教育委員会
7 参考
「子ども司書」は家庭、地域、学校等で家族や友人に読書の楽しさや大切さを伝えることにより、本と
人、図書館と人をつなぐ役割を担う読書活動のリーダーとなりうる子どもたちです。「子ども司書」は法
令等に基づく資格ではありませんが、県では「子ども司書」の育成を希望する市町に対して、以下の内容
を含む実地研修の実施を委託し、実地研修の総時間数の8割以上を受講した子どもを「子ども司書」とし
て認証します。
(研修内容)
・図書館の仕組みと司書の仕事を理解する
・読書の魅力を伝える技術を習得する
・本の制作過程を体験し学習する
・学校等で活動する方法を考える
なお、「子ども司書」制度は平成21年に福島県東白川郡矢祭町が子ども読書の街づくり事業のひとつ
として考案し、取り組みが始まったものです。