子どもの読書習慣の形成に向け、子どもが家族と一緒に読書に親しむ「家読(うちどく)」を啓発するため、令和5年度小学校に入学する児童の保護者にリーフレットを配付します。また、今年度新たに、図書館や保育所、幼稚園、認定こども園にもリーフレットを配付し、家読啓発に向けた取組を展開します。
1 家読(うちどく)とは
「家読(うちどく)」は、「家庭読書」の略語で「家族ふれあい読書」を意味し、家族み
んなで読書をすることで家族のコミュニケーションを深めることを目的にした読書活動で
す。
2 リーフレットの概要
・ご家庭で、絵本に加え、幼年童話や長編物語を毎日少しずつ連続して読み聞かせることの
意義や楽しみ方を紹介しています。
・大人と子どもが一緒に物語体験を楽しむためのブックリストを掲載しています。
・ブックリスト掲載の図書は、令和3年度三重県子ども読書活動推進会議委員の皆様からご
推薦いただきました。
3 リーフレットを活用した主な取組
配付したリーフレットを活用し、家読に取り組んでいただけるよう小学校などの関係機関
に以下のような取組を働きかけます。
・小学校では、読書の面白さを伝えるときや、学校図書館での展示などに活用する。ま
た、保護者を対象に、就学時検診等で家読の啓発を行う。
・保育所、幼稚園、認定こども園では、読み聞かせなどに活用する。
・図書館では、リーフレットと掲載本の展示や、おはなし会の参考にする。