外国人児童生徒等への日本語指導に係る研修を企画・実施する指導者を養成するため、全国の教職員や教育委員会の指導主事等を対象とした研修を実施します。
本研修は、平成28年3月に「まち・ひと・しごと創生本部」において決定した「政府関係機関移転基本方針」に基づき、独立行政法人教職員支援機構が実施していた研修を三重県で実施するものであり、今年度で10回目となります。
1 研修目的
外国人児童生徒等の受け入れ体制の整備、関係機関との連携、特別の教育課程の編成や通級による
指導を含めた日本語指導の方法について、必要な知識等を習得するとともに、学校、地域において研
修を企画・実施し、学校、地域の教職員の専門性向上を推進する力を習得した指導者の養成を図るた
めに行います。
2 研修期間
令和8年9月28日(月曜日)・29日(火曜日) 対面研修(三重県)
※オンデマンド研修、リアルタイム・オンライン研修は実施済
・令和8年7月~8月 オンデマンド研修
・令和8年8月18日(火曜日)・19日(水曜日)リアルタイム・オンライン研修
3 研修会場
三重県総合教育センター(津市大谷町12番地)他
4 研修参加者
99名
44都道府県及び12指定都市の学校関係者及び教育委員会の指導主事等
5 主な研修内容
(1)講義・演習
全国的に著名な大学教授等から講義・演習をとおして、日本語指導に必要な知識等を習得しま
す。
・「日本語指導の方法と授業づくりについて」
校種別、課題別の課題に基づいて、学習指導案作成や模擬的な授業提案の活動をとおして、
日本語の授業づくりの実践的な力を高めます。
・「外国人児童生徒等の指導・支援体制における課題解決策の検討について」
地域や学校の状況や課題、取組に関する情報交換や交流をとおして、各々の現場の受入れ体
制・取組の組織化、地域との連携に関し、具体的な解決方法を探ります。
・「本研修の振り返り~研修後の実践に向けて~」
研修全体および対面研修での学び、作成した研修プランを基に日本語指導指導者として果た
すべき役割を整理します。また、授業づくりや視察で得られた示唆を踏まえ、学校・地域にお
ける日本語指導の充実に向けた今後の取組や課題を検討します。
(2)視察
ア 目的
日本語指導の実際を視察し担当者等との交流をとおして、外国人児童生徒等の受入れ体制
作り、児童生徒の実態、日本語指導の内容と方法について理解を深めます。
イ 日時
令和8年9月29日(火曜日)9時00分から11時30分まで
ウ 視察校等
・鈴鹿市立神戸小学校(鈴鹿市神戸2丁目12-10)
別室(日本語教室)での取り出し授業における日本語指導や、日本語指導が必要な児童が
在籍クラスでの授業内容を理解するための日本語指導の方法や工夫について実践から学びま
す。
・伊賀市立緑ヶ丘中学校(伊賀市緑ヶ丘本町4153)
別室(日本語教室)での取り出し授業における日本語指導について実践から学びます。
・県立飯野高等学校(鈴鹿市三日市町1695)
多様な国籍、背景、日本語能力に対応するための学習支援体制を構築しており、日本語教
育におけるこれまでの成果や実践から、JSLカリキュラムを活用した指導方法等について学
びます。
※「JSLカリキュラム」:学習活動に日本語で参加する力を育成するため、日本語指導と教
科指導とを統合的に行う指導方法。
・初期適応支援教室「いっぽ」(松阪市川井町690-1松阪市子ども支援研究センター内)
初歩的な日本語や日本で生活するための知識を学んでいる通級児童生徒の学習活動の様子
から初期指導の具体的なポイントを学びます。
エ 研修内容
・市及び県教育委員会、視察校からの取組説明
・授業参観
・参加者及び視察校の教職員による事後協議
6 その他
・本研修は今年度からインターバル型研修として実施するため、オンデマンド研修、リアルタイム・
オンライン研修2日間と対面研修2日間の開催となります。
・毎年参加者からは高い評価を得ており、令和7年度のアンケートでは90.7%の参加者が「大変
有意義であった」と回答しています。
・講義・演習、視察校での取材を希望される場合、上記連絡先までお問合せください。