令和6年能登半島地震及び奥能登豪雨の教訓を踏まえ、南海トラフ地震及び風水害による複合災害に
対する対処能力向上と、国や他自治体の応援を円滑に受け入れ、効果的な支援に繋げるために受援体制
を確立することを目的に県と市町及び関係機関が相互に連携して訓練を実施します。
訓練参加団体と主な訓練内容が決まりましたので、改めてお知らせします。
1 訓練概要
(1)実施日時 令和8年3月8日(日曜日)9時30分から12時00分まで
(2)訓練会場
(メイン会場)いなべ市藤原文化センター
(サブ会場) いなべ市防災拠点倉庫、トヨタ車体㈱いなべ工場、いなべ総合病院
木曽岬町役場、木曽川グラウンド、木曽岬町北部地区津波避難タワー、
四日市港沖、三重県広域防災拠点(北勢拠点)
(3)参加者 112団体 三重県知事以下、約1,000人
(主催)
三重県、いなべ市、木曽岬町
(参加団体)
添付資料に記載のとおり
(4)訓練方式 実動訓練
(5)評価者 国立大学法人三重大学大学院工学研究科 教授 川口 淳(かわぐち じゅん)氏
(6)訓練想定 南海トラフ地震及び風水害による複合災害の発生
(7)その他 サブ会場の様子は、メイン会場のモニターで視聴可能。
訓練の様子は、YouTubeで生配信有。
【配信先URL】https://youtube.com/live/V7zQ3FR3nl0
2 主な訓練内容
(1)本部運営訓練(藤原文化センター)
県、市町災害対策本部を設置し、被害状況や対応状況の情報収集を行うほか、いなべ市長及び
木曽岬町長から三重県知事に対して、自衛隊災害派遣要請の要求を行います。
(2)広域避難訓練(トヨタ車体(株)いなべ工場、桑名市、木曽岬町)
津波浸水で域内での避難が困難となった地域から、域外(いなべ市)へバスを用いて
広域避難を実施します。
(3)避難所運営訓練(トヨタ車体(株)いなべ工場)
いなべ市がトヨタ車体(株)いなべ工場に応援要請を行い、避難所を開設し、避難者の受入・
運営を行います。また、新潟県からの応援職員が避難所における受付・間仕切り・簡易ベッド等の
設置支援を行います。
(4)浸水区域からの救助訓練(木曽川グラウンド周辺)
津波浸水で域内に孤立した要救助者の吊り上げ救助を実施します。
(5)航路啓開訓練(四日市港)※2月15日に実施済み
海上輸送ルートの確保及び岸壁の利用可否判断と海上輸送ルート上の支障物の撤去を行います。
(6)孤立地域対応訓練(木曽岬町北部地区津波避難タワー、四日市港沖)
津波避難タワーに孤立した避難者に対して、ドローンを用いて物資輸送を行います。
また、海上自衛隊艦船で搬送してきた救援物資を民間の小型船舶に乗せ換え、浸水区域内の
被災者へ物資輸送を行います。
(7)空中消火訓練(藤原文化センター)
三重県が導入した空中消火バケットを用いて、陸上自衛隊ヘリコプターが空中から散水を行います。
(8)土砂災害対応訓練(藤原文化センター)
ドローンによる土砂災害の被害状況調査、通行不能となった道路の啓開作業を実施した後に、
倒壊家屋及び車両に取り残された要救助者を、救助関係機関が連携した救出救助活動を行います。
(9)災害医療対応訓練(藤原文化センター、いなべ総合病院)
応急救護所に搬送された傷病者のトリアージ等を行うとともに、多数の負傷者が搬送された
災害拠点病院において、DMATによる支援を受けて病院機能を確保する訓練を行います。
(10)遺体安置所運営訓練(藤原文化センター)
ご遺体の検視・検案を行うとともに、ご遺族に引き渡すまでご遺体を安置するための遺体安置所
を設置し、運営を行います。
(11)物資輸送訓練(三重県広域防災拠点(北勢拠点)、いなべ市防災拠点倉庫)
県広域防災拠点(北勢拠点)及びいなべ市防災拠点倉庫において、トラックによる物資の搬入・
搬出などの物資拠点の運営を行います。
(12)被災者支援訓練(藤原文化センター)
伊賀市・名張市からの応援職員が罹災証明書の発行に必要となる住家被害認定調査を行うほか、
被災者の多様なニーズを受け付ける相談窓口を1箇所に開設して、運営訓練を行います。
(13)啓発展示(藤原文化センター)
関係機関による防災関連の展示を行うほか、炊き出し訓練を行います。
3 訓練中止の判断基準等
訓練を中止する際は、訓練当日午前5時00分時点で三重県・いなべ市・木曽岬町で判断いたし
ます。中止の場合は午前5時30分までに三重県ホームページで周知をさせていただきますので
よろしくお願いいたします。なお、訓練中止の判断基準は以下のとおりとなっております。
(1)訓練当日の5時00分時点で、三重県災害対策本部等が設置されている場合
(訓練中止となる気象情報等)
・県内に震度5弱以上を観測する地震が発生
・県内に「大津波警報」・「津波警報」もしくは「津波注意報」が発表
・南海トラフ地震臨時情報が発表され、「南海トラフ地震準備体制」が継続中
・県内に「大雨」・「暴風」・「波浪」・「高潮」・「大雪」・「暴風雪」の特別警報が発表
・県内に「大雨」・「洪水」・「暴風」・「高潮」・「大雪」・「暴風雪」の警報が発表
(2)その他、三重県知事または市町長が訓練中止を適当であると判断した場合
(3)訓練開始後に上記の中止基準に該当した場合
※ただし、いなべ市及び木曽岬町の両市町において災害対策本部が設置していない場合、「桑員地域
広域避難・避難所開設訓練」として、「広域避難訓練」、「避難所運営訓練」のみを実施します。