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平成25年06月07日

2003(平成15)年度 当初予算 施策目的評価表

2003(平成15)年度 当初予算

施策目的評価表

 

施策名

552 流域圏づくりの推進

評価者

地域振興部県土交通分野 総括マネージャー 西口和夫

 

評価年月日

02/11/15 16:17:58

059-224-2375 nishiko1@pref.mie.jp

施策の目標(2010年度にめざす姿)

森林の適正な維持管理、河川の水質浄化、正常な流量の確保などにより、保水機能などの維持、増進や人間が多様な自然や生物と共生できる環境づくりが図られるとともに、流域の豊かな自然資源を生かした産業の振興により、地域経済が活性化しています。

 

施策の数値目標及びコスト

 

 

施策の数値目標に関する説明・留意事項

 

県内の一級河川水系のうち、水質調査を定期的に行う調査地点のなかで、BOD(生物化学的酸素要求量)値が環境基準(2mg/L以下)に定めるAAランクまたはAランク相当値を達成している地点の割合です。

2003年度については、BOD値は気象条件等にも影響され、長期的な傾向として把握する必要があることを勘案して、87%とします。

「2002年度の実績値は、2002年11月現在の見込み値です」

 

2002年度の取組内容

 

【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】

宮川流域ルネッサンス事業においては、第2次実施計画を策定するにあたり、住民意識調査を実施するなど、住民との協働に基づいた計画の策定を図っています。また、宮川流域エコミュージアム事業においては、流域案内人の登録数を190名と伸ばし、流域の各地で魅力を伝える行事を行ないました。更に、協働の推進組識である宮川流域ルネッサンス協議会の中に、流域の課題を整理し、検討する場として円卓会議を設置しました。協議会では、流域情報紙の編集や「宮川流域いっせいチェック」等、住民と行政が協働の取り組みを行なうなかで、相互のパートナーシップが生まれてきました。

また、水源涵養林の公的関与のあり方について、他府県の流域圏における森林保全方策や条例等の事例調査を行なうと共に、学識経験者による森林崩壊地の現地調査を行ない、シカの食害対策の必要性があるとの結果を得ました。

宮川以外の流域圏づくりについては、生活創造圏づくり等の中で、流域圏に着目した事業の取り組みが始っており、特に木津川では県域を越えた活動が進んでいます。

 

【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】

宮川流域ルネッサンス事業においては、第2次実施計画策定をうけて、地域の自立的な取り組みの活性化が求められており、協議会における円卓会議への住民の積極的な参画が課題となります。円卓会議の円滑な運営には行政と住民の建設的な議論と情報の共有が必要であり、県としての側面的な支援が求められています。

 宮川流域エコミュージアム事業では、流域案内人の活性化と市町村と連携した地域への定着が課題であり、コアセンターの設置検討と共に、宮川流域エコミュージアム全体の枠組みを示す必要があります。

また、宮川以外の流域圏づくりについては、流域圏に着目した事業の支援を行い、全県下で、流域圏の考え方をさらに波及・浸透させていくことが必要です。

 

2002年度における構成する基本事業の成果達成見込み

基本事業名

担当チーム

成果達成見込み

戦略上の位置づけ

注力

改革方向

A 55201 地域の個性を生かした流域圏づくり

地域振興部県土利用・水資源・流域圏推進チーム

やや低調

現状維持

B 55202 宮川流域ルネッサンス事業の推進

地域振興部県土利用・水資源・流域圏推進チーム

概ね順調

改善する

C 55203 宮川流域の資源・地域資源を生かした地域活性化

地域振興部県土利用・水資源・流域圏推進チーム

概ね順調

現状維持

 

2003年度の取組方向

 

宮川流域ルネッサンス事業については、第2次実施計画実現のため、流域の住民と課題解決に向けた議論を深める、円卓会議に全庁的に参画を求めるとともに、学識経験者を派遣し、地域主導の体制への移行を進ます。また、協議会と連携して、宮川流域エコミュージアム事業を進めるため、推進計画を協働して作成すると共に、流域案内人の養成、フィールドの整備、フィールド間のネットワークづくり等を支援し、地域の住民の主体的な取り組みの活性化を進めます。また、フィールドの活用を促進するため、教育関係者と連携をするとともに、全国的なPR活動も行います。

また、宮川以外の流域圏についても、情報交換を促進し、宮川流域ルネッサンス事業のノウハウを生かして各流域圏が課題を解決するため、生活創造圏づくりの取り組みを支援していきます。

 

 

2003年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)

基本事業名

担当チーム

注力

総括マネージャーの方針・指示

基本事業の数値目標

目標値

達成状況

改革方向

実績値

A 55201 地域の個性を生かした流域圏づくり

地域振興部県土利用・水資源・流域圏推進チーム

県内他流域へ流域圏づくりを波及させるため、宮川流域ルネッサンス事業のノウハウを生かした支援を生活創造圏と連携して進めること。

流域圏づくり関係団体数

22

 

現状維持

 

B 55202 宮川流域ルネッサンス事業の推進

地域振興部県土利用・水資源・流域圏推進チーム

宮川流域ルネッサンス協議会と連携して、第2次実施計画を推進し、流域の住民、市町村との協働をより一層進め、地域の自立的な活動を促進すること。

宮川の水質ランキング

1

 

改善する

 

C 55203 宮川流域の資源・地域資源を生かした地域活性化

地域振興部県土利用・水資源・流域圏推進チーム

宮川流域エコミュージアム推進計画を定め、具体的な取り組みを進めて、全国的なPRを図ること。

宮川流域エコミュージアムで行なう案内行事数

170

 

改善する

 

 

 

主な事業

 

1 日本一の宮川をみんなで守ろう!推進事業【基本事業名 55202 宮川流域ルネッサンス事業の推進】

当初予算額: 13,250(千円)

事業概要:平成13年度に9年ぶりに日本一に復活した宮川の環境を守るため、宮川流域が抱える課題を上流から下流まで一体的にとらえ、総合的に解決を図る。

事業の推進にあたっては、総合行政で取り組むと共に、地域に根ざした自立的な活動を促進する事業を重点的に実施する。

 

2 「宮川流域をメジャーに!」推進事業費【基本事業名 55202 宮川流域ルネッサンス事業の推進】

当初予算額: 5,629(千円)

事業概要: 全国的には無名に近い宮川流域を「日本一の清流」として内外に認知してもらうとともに、宮川流域ルネッサンス事業の趣旨の周知を図る為、普及啓発活動を行う。

また、宮川流域ルネッサンス協議会の活動を支援して、活動を活性化させ、内外にアピールできるような団体にする

 

3 宮川流域エコミュージアム整備事業【基本事業名 55203 宮川流域の資源・地域資源を生かした地域活性化】

当初予算額: 27,881(千円)

事業概要: 宮川流域エコミュージアムを多くの住民が参画しやすくするための基盤整備を市町村や住民と連携して実施し、全国的にも注目される宮川流域エコミュージアムづくりを進める。

 

4 木津川流域リフレッシュ事業【基本事業名 55201 地域の個性を生かした流域圏づくり】

当初予算額: 1,250(千円)

事業概要: 木津川流域の県境を越えた行政・民間の垣根を越えた流域圏づくりの促進と水質、水量、親水、治水など流域の多様な課題に対し、木津川流域リフレッシュ事業推進協議会を構成し、対話の場づくりと普及啓発の事業に取り組む。

 

 


 

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 総務部 財政課 予算班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁3階)
電話番号:059-224-2216 
ファクス番号:059-224-2125 
メールアドレス:zaisei@pref.mie.lg.jp

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