2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
| 基本事業名 
 | 42104 河川・湖沼等の保全・再生 
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| 評価者 
 | 県土整備部河川チーム マネージャー 宮崎純則 
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 | 059‐224‐2682 kasen@pref.mie.jp 
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| 評価年月日 
 | 2003/11/25 13:03:12 
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| 政策体系上の位置づけ 
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政策:自然との共生の確保
施策:421 自然環境の保全・再生と活用
施策の数値目標:多様な自然環境の保全面積
| 基本事業の目的 
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【誰、何が(対象)】
河川・ダム湖周辺が
【抱える課題やニーズは】
県民の自然環境に対する認識の高まりとともに、身近な自然である河川環境の保全や再生が重要視されるようになり、河川整備における自然環境への配慮がより一層求められるようになってきています。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
自然豊かな水辺空間として整備されている
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
自然環境が地域の自然的社会的条件に応じて保全・再生・活用されている
| 基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標 
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| 2001 
 | 2002 
 | 2003 
 | 2004 
 | 2006 
 | ||
| 多自然型護岸延長(km) [目標指標] 
 | 目標 
 | 27 
 | 31 
 | 33 
 | 38 
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| 実績 
 | 24.8 
 | 28 
 | 31 
 | |||
| 必要概算コスト(千円) 
 | 1,583,354 
 | 1,609,340 
 | 1,114,323 
 | 1,954,303 
 | 0 
 | |
| 予算額等(千円) 
 | 1,456,777 
 | 1,497,244 
 | 1,032,879 
 | 1,811,329 
 | ||
| 概算人件費(千円) 
 | 126,577 
 | 112,096 
 | 81,444 
 | 142,974 
 | 0 
 | |
| 所要時間(時間) 
 | 30,066 
 | 26,069 
 | 19,254 
 | 33,800 
 | ||
| 人件費単価(千円/時間) 
 | 4.21 
 | 4.30 
 | 4.23 
 | 4.23 
 | ||
| 必要概算コスト対前年度(千円) 
 | 25,986 
 | -495,017 
 | 839,980 
 | -1,954,303 
 | ||
| 維持管理における協働推進団体数(団体) [マネジメント参考指標] 
 | 目標 
 | 220 
 | 240 
 | 240 
 | ||
| 実績 
 | 215 
 | 231 
 | 240 
 | |||
| [マネジメント参考指標] 
 | ||||||
| 多自然型川づくりを実施した河川数(河川) [マネジメント参考指標] 
 | 目標 
 | 26 
 | 26 
 | |||
| 実績 
 | 26 
 | |||||
| [マネジメント参考指標] 
 | ||||||
| [マネジメント参考指標] 
 | ||||||
| [マネジメント参考指標] 
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| 数値目標に関する説明・留意事項 
 | 
 | 
| ・指標は、多自然型護岸の延長を表します。 ・2003年度の実績は、2003年11月現在の見込み値です。 ・2004年度の目標は、実績と事業費の伸びを勘案の上算出しました。 
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| 2004年度マネジメント参考指標 
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 | 種類 
 | マネジメント参考指標 
 | 数値目標の困難度 
 | |
| 1 
 | 協働度 
 | 維持管理における協働推進団体数 
 | 挑戦的な目標 
 | |
| 2 
 | 事業量 
 | 多自然型川づくりを実施した河川数 
 | 挑戦的な目標 
 | |
| 3 
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| 4 
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| 5 
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| 6 
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| マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 
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| 1の指標は、河川美化ボランティア、フラワーオアシス及び河川除草自治会委託の団体数を表し、2004年度の目標値は2003年度の目標値をそのまま採用しました。 2の指標は、多自然型川づくりを実施した河川数を表し、2004年度の目標値は2003年度を維持することを目標としています。 
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| 2003年度の取組内容 
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成果達成見込み 順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
河川整備については、河川が本来もっている水辺の豊かな自然環境を保全するために、治水との調和を図りながら、生態系や景観に配慮した川づくりを実施しました。宮川ダムにおいては、放流水の温度差や濁水が生態系に影響を与えることから、その軽減対策に取組みました。また、河川愛護については、流域住民の参画等による植栽や除草・清掃活動に対し支援をするなど、河川愛護意識の高揚に努めました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
自然環境の保全と治水を両立させるには難しい面があり、その状況に応じた整備が今後とも課題となります。個々の河川の環境情報が少なく、技術的にも不明確な事項が多いため、本来その河川が有している河川環境の再生が難しい状況にあります。
また、河川環境を改善するための課題の1つに、ゴミ対策があります。これについては、河川管理者のみの対応では限界があり、市町村、環境部局、地域住民などとの連携により解決していかなければならない問題であると考えています。
| 2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 
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基本戦略での位置づけ
| 注力 
 | 改革方向 
 | 総括マネージャーの方針・指示 
 | 
| ↑ 
 | 現状維持 
 | 本来、その河川が有している、多様な自然環境の創出を目指すこと。 
 | 
| 2004年度の取組方向 
 | 
 | 
河川整備については、「多自然型川づくり事例検討会」での事例検討結果等を踏まえて、平成15年10月に改定した「自然に配慮した川づくりの手引き(案)」に基づき、工法検討を行い、沿川土地利用状況も含めその河川に合った川づくりを推進します。
宮川ダムについては、放流水の温度差や濁水が生態系に与える影響の軽減対策に取り組み、平成16年度末の完成を目指します。
また、河川愛護については、昨年度に引き続き、流域住民の参画等による植栽や除草・清掃活動に対し支援をするなど、河川愛護意識の高揚に努めます。
【総合行政の視点からの取組】
伊勢湾域に流入する河川に生息するネコギギ(希少種)の保護について、教育委員会(文化財保護室)と連携をはかるなど、河川における生態系の保全に配慮していきます。
| 構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向) 
 | (要求額:千円、所要時間:時間) 
 | ||||||||
| 事務事業 
 | 要求額 
 | 対前年 
 | 所要時間 
 | 対前年 
 | 注力 
 | 改革方向 
 | 貢献度合 
 | 効果発現時期 
 | |
| 事業概要 
 | マネージャーの方針・指示 
 | ||||||||
| A 堰堤改良事業 
 | 1,352,803 
 | 741,606 
 | 8,300 
 | 3,000 
 | ↑ 
 | 改善する 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| ダムからの冷濁水放流による下流生態系への影響を軽減するため、宮川ダムに選択取水設備を設置する。 
 | 円滑な事業執行に努めること 
 | ||||||||
| B 県単河川景観形成事業 
 | 0 
 | 0 
 | 0 
 | 0 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | |
| 親水性の高い堤防、護岸及び高水敷整備を行う。 
 | 
 | ||||||||
| C 県単ふるさとの川快適空間づくり事業 
 | 0 
 | 0 
 | 0 
 | 0 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | |
| 親水性の高い堤防、護岸及び高水敷整備を行う。 
 | 
 | ||||||||
| D 県単ダム周辺環境整備事業 
 | 25,000 
 | 25,000 
 | 2,500 
 | 2,500 
 | ↑ 
 | 改善する 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| ダム貯水池周辺に自然環境を保護し、ふれあいの場を創出することでゆとりと潤いを与える基盤整備を行う。 
 | 円滑な事業執行に努めること 
 | ||||||||
| E 地方特定河川等環境整備事業(河川) 
 | 60,000 
 | 11,906 
 | 1,200 
 | 1,100 
 | → 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 長期的 
 | |
| 国補事業の工事区間において、緑地・公園等の設置及びこれに付随して必要となる護岸等の整備を一体的・総合的に行います。 
 | 現状のまま取り組むこと 
 | ||||||||
| F 地方特定河川等環境整備事業(砂防) 
 | 20,000 
 | -10,000 
 | 300 
 | 0 
 | → 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 長期的 
 | |
| 渓流改修にあたり、治水との調和を図りながら自然環境に配慮した施設整備を進め、地域の特色ある川づくりを図る。 
 | 現状のまま取り組むこと 
 | ||||||||
| G 県単河川環境整備事業(除草・ゴミ処理) 
 | 322,600 
 | 9,358 
 | 14,600 
 | 6,900 
 | → 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 即効性 
 | |
| 業務委託及びボランティアにより、河川堤防法面部の除草や河川に投棄されたゴミの除去を行う。 
 | 現状のまま取り組むこと 
 | ||||||||
| H 県単河川環境整備事業(河川愛護) 
 | 15,566 
 | 492 
 | 5,700 
 | 0 
 | ↑ 
 | 改善する 
 | 直接的 
 | 即効性 
 | |
| 河川愛護意識の高揚と河川環境美化を図るため、草花の植栽や河川清掃のボランティアを募り、種子及び清掃に必要な物品等を支給する。 
 | 円滑な事業執行に努めること 
 | ||||||||
| I 県単河川環境整備事業(礫間浄化) 
 | 5,000 
 | -5,000 
 | 800 
 | 796 
 | → 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| 河川内における直接浄化施設の設置及び維持管理を実施します。 
 | 現状のまま取り組むこと 
 | ||||||||
| J 県単河川環境整備事業(三滝川) 
 | 9,000 
 | -7,952 
 | 300 
 | 0 
 | → 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| 三滝川ふるさとの川整備計画に基づき、自然環境と生態系に配慮した河川整備を行う。 
 | 現状のまま取り組むこと 
 | ||||||||
| K 田切川川づくり事業 
 | 1,360 
 | - 
 | 100 
 | - 
 | ↑ 
 | 
 | 間接的 
 | 即効性 
 | |
| 二級河川員弁川の支川にあたる田切川は、一部改修済みではあるが葦が繁茂し瀬や淵が多く見受けられ水質の良い自然を残している河川である。魚類調査の結果、国の天然記念物であるネコギギや絶滅危惧Ⅱ類に指定されているアカザの生息が確認されており、自然と共生する川づくりのあり方について、有識者、地域住民や関係機関等との協働により策定し、今後の河川事業に反映させることを目的とする。また、本河川の流域に東海環状自動車道の計画があり、道路との共存についても検討を行いたい。 
 | 河川環境、治水、利水を満足する川づくりのあり方について策定を行うこと 
 | ||||||||
| L 河川改修事業(再掲) 
 | 4,659,100 
 | -159,484 
 | 44,800 
 | -600 
 | → 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| 自然環境や生態系に配慮した河川堤防・護岸の整備、河床の掘り下げ、河川横断構造物の改築、排水機場の設置など、河川改修事業を実施します。 
 | 現状のまま取り組むこと 
 | ||||||||
| 休廃止する事務事業 
 | 
 | |||
| 事務事業名 
 | 理由 
 | 2003年度予算額 (千円) 
 | 2003年度所要時間 (時間) 
 | |
| 祓川環境保全ビジョンづくり事業 
 | 事業完了のため 
 | 5272 
 | 150 
 | |
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