現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 科学技術 >
  4. 保健環境研究所 >
  5. 調査研究評価委員会 >
  6. 研究課題の概要 >
  7.  平成29年度三重県保健環境研究所調査研究評価委員会(衛生分野):研究課題の概要
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 医療保健部  >
  3. 保健環境研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

平成29年度三重県保健環境研究所調査研究評価委員会(衛生分野)

研究課題の目的

   中間評価

症候群サーベイランスシステム(さっちみえ)の効果的な活用の検討

    平成23年度から三重県で導入された症候群サーベイランス(さっちみえ)の効果的な活用を検討する。

遺伝子解析によるノロウイルス流行株の把握に関する研究

 県内で発生した食中毒等の健康被害事例や小児の感染性胃腸炎から検出されたノロウイルスの遺伝子を解析することにより流行株の遺伝子型を分類し、その動向を早期に把握するとともに、これらの情報を関係機関と共有することによりノロウイルスの予防対策に資する。また、国立感染症研究所が検討している新しい遺伝子型分類法を導入し、遺伝子解析の精度向上を目指す。

防かび剤一斉分析法の開発

 防かび剤は食品のかび等による腐敗・変敗の防止のため、主に輸入農産物に多く使用されている食品添加物であり、食品衛生法第11条第1項においてその規格基準が定められている。現在、食品衛生法で指定されている防かび剤は、従来から指定されているオルトフェニルフェノール、ジフェニル、チアベンダゾール、イマザリルに加え、近年、新たにフルジオキソニル、アゾキシストロビン、ピリメタニルの3物質が追加され計7物質となっている。新たに指定された3物質については、従来の4物質の一斉分析法とは異なり、各々に個別の試験法が厚生労働省から通知されている。このため、現行の体制で全ての防かび剤について試験を行おうとすると、一斉分析法を含む計4種類の試験法を実施する必要があり、現状の試験法では迅速に結果を得る事は困難である。現在、収去検査は従来の4物質のみを対象としているが、県内でも新たに追加された防かび剤を使用する農作物の流通が確認されているため、新たな物質を含めた防かび剤7物質の一斉分析法を開発し、収去検査に適用することで、迅速な結果の提供を行い食の安全・安心に貢献する事を本研究の目的とする。


   事後評価

地域の温泉資源等を活用した心身の健康感の向上に関する研究

 温泉資源に代表される地域資源を活用した健康づくり活動に対し,それらの実施主体である市町等と連携し,当該健康づくり活動の有効性を科学的に評価し、その結果を連携先や県民にフィードバックすることにより、健康意識の高まりや地域の健康づくり活動を促進し、心身の健康感や幸福実感の向上に寄与する。

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 保健環境研究所 〒512-1211 
四日市市桜町3684-11
電話番号:059-329-3800 
ファクス番号:059-329-3004 
メールアドレス:hokan@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000207952