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平成30年03月19日

埋蔵文化財センター

県民ホール・県庁舎での展示

県庁 県民ホール

「伊坂城(いさかじょう)跡の展示」

 現在、県民ホールの展示では、平成12・26年度の調査によって発掘された伊坂城跡(四日市市伊坂町)の出土品を紹介しています。
 伊坂城は戦国時代(約500~400年前)、丘の上に築かれた東西650メートル、南北130メートルの城です。この城の守りは堅く、上部に櫓(やぐら)を備えた「櫓門(やぐらもん)」を持ち、深さ5メートルを超す堀や、急な斜面の切岸(きりぎし)などを備えていました。矢じりや火縄銃の弾、投石用の石つぶてなどの武器も出土しており、当時の緊迫した状況がうかがえます。
 今回は天目茶碗や青磁の香炉など、計11点を7月中旬まで展示しています。お近くにお越しの際にはぜひご覧ください。
 

松阪庁舎

「安濃津柳山(あのつやなぎやま)遺跡の展示」

 現在、松阪庁舎の展示では、平成8年度の調査によって発掘された安濃津柳山遺跡(津市柳山津興)の出土品を紹介しています。
 安濃津は、中国の歴史書に博多津(福岡)、坊津(鹿児島)と並び日本三津に数えられた主要な港です。その港町は、明応7(1498)年に発生した大地震によって壊滅したとされ、詳細は不明でしたが、発掘調査によって多量の土器や陶器が出土し、物流の集積・拡散の拠点であったことが分かりました。
 今回は土師器や山茶椀など、計11点を7月中旬まで展示しています。お近くにお越しの際にはぜひご覧ください。

伊賀庁舎

「六大(ろくだい)A遺跡の展示」

 現在、伊賀庁舎の展示では、平成6・7年度の調査によって発掘された六大A遺跡(津市大里窪田町)の出土品を紹介しています。
 六大A遺跡では、石組みの井泉と大溝が見つかり、多量の土器や木製の武器、祭祀具、滑石製の模造品などが出土しました。このことから、古墳時代に大規模な湧水祭祀が行われていた場所と考えられます。
 また、初期須恵器や韓式系土器が県内で最も多く出土しており、朝鮮半島からの渡来系集団が居住していたことも分かりました。
 今回は絵画土器や子持勾玉など、計11点を7月中旬まで展示しています。お近くにお越しの際にはぜひご覧ください。
 

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-1732 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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