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令和08年08月07日

古川遺跡
朝明川河口付近の地形発達

  川越町は、全域が員弁川と朝明川の河口に形成された低平な沖積地や干拓地、埋立地からなり、そのため古い時代の遺跡の存在は希薄です。
 そうした中で、朝日町との町境に位置する朝明川左岸の微高地付近には、古川遺跡という遺跡が知られています。
 この遺跡では、伊勢湾岸自動車道の建設等に際して部分的な調査が行われ、鎌倉時代以降の土器や陶器の破片が出土しています。ただ、調査では遺構は検出されず、分厚い砂の堆積層が確認されたのみでした。古川遺跡と隣接する東廻り遺跡という朝日町内の遺跡でも砂の堆積層がみつかっており、一帯はかつて朝明川の河道の一部であったと思われます。出土遺物も多くは摩滅しており、上流から流れてきたようです。
 こうしたことから、朝明川河口付近では、中世以降に朝明川によって多量の砂が運ばれて堆積し、平野の形成が進んだと推定されます。古川遺跡は川越町の成り立ちを知るうえで、貴重な存在です。
   
                     遺跡付近の様子

   
                   東廻り遺跡で検出された砂層

おもな時代:鎌倉時代から江戸時代
遺跡の所在地:川越町豊田

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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