先輩職員の声（林学）

A　私の所属する四日市農林事務所 森林・林業室は、県内で一番管轄市町が多い森林・林業室です。私の勤務する林業振興課では森林・林業に関わる様々な補助金の交付事務や林業の普及指導、森林計画に関することなど、多岐にわたる業務を行っています。
　そのなかで、私は鳥獣や狩猟に関する業務を担当しており、狩猟免許試験の受験希望者への手続き案内や、免許更新のための適性検査の実施などを行っています。このほかにも、三重県内の自然公園の優れた自然景観を保護するため、公園内において行う工作物の新築や木竹の伐採といった行為の許認可を担当しています。
　日々の業務では、主に提出された申請書類の確認や、野生鳥獣に関する問い合わせの対応等を行っていますが、森林教育として小学校の社会科の授業で森林のお話をしたり、工業高校の林業職場体験を実施したりすることもあります。

A　業務で林内に立ち入ることができるので、自然と森林浴が可能です。仕事であるにも関わらずリフレッシュした気分になるのは面白みを感じます。
　また、森林に関わる様々な職業の方とお話しする機会があるため、自然と森林について理解を深めることができます。自分が普段関わることのない狩猟に関しても狩猟者の方とお話しする機会があるため、新しい発見があります。

A　事務所にもよりますが、四日市農林事務所 森林・林業室は女性が3名、男性が7名配属されています。

A　私は野生鳥獣の通報や鳥獣保護区の看板の設置、補助金検査、研修や会議などで外に出ることがありますが、森林の現場に行くことは少なく、一年を通して週に１回あるかないかくらいです。
　担当業務によってデスクワークがメインであれば、林内に行くことがほとんどない職員もいますが、反対に工事現場や森林の整備事業の担当であれば頻繁に林内に行く職員もいます。

A　筆記試験や面接など不安かと思いますが、聞きたいことがあればいつでも林業職員にご相談ください。応援しています。
　林業技師の仕事は、多岐にわたりますが、すべて森林につながっていてやりがいを感じます。
　日々の業務を進めることにより自然と森林についての理解が深まり、森林の見方も変化すると思います。
　皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。