現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 2022年9月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和04年09月15日

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2022年9月熊野灘(8-9日、調査船「あさま」84トン)

調査結果の概要

 調査時の水温は、表面では27.3~29.5℃、50mでは20.0~23.8℃、100mでは17.0~19.3℃、200mでは12.9~14.8℃の範囲にあった。水温は広い範囲と水深で高め~かなり高めで、Stns.29,30を除くと、平年に比して表面では平均で2.0℃、50mでは3.1℃、100mでは2.7℃、200mでは2.2℃も高かった。表面では19測点中10点で、20mでは19測点中15測点で、100mでは15測点中1点で、200mと300mではそれぞれ13測点中2点で同月の観測史上最高値を更新するなど顕著であった。

  塩分は、表面では28.04~33.84、20mでは32.65~33.94、200mでは34.45~34.54の範囲にあった。ごく沿岸の表面では降雨の影響があったほか、50mまでは平年より低い測点が多かったが、100m以深ではおおむね平年より高かった。

 観測時の黒潮は、熊野灘~遠州灘沖で31°N以南まで離岸したあと、石廊埼沖からS字状に北上する大蛇行流路(A型)であった。蛇行北上部が西偏して熊野灘に近づいていたが、観測では黒潮に達しなかった。
 熊野灘は、ごく沿岸を除き、東沖から波及する黒潮系水に覆われていた。
 

 調査の概要

調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員  丸山 拓也

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 D O:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000266481