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令和05年05月30日

沿岸定線観測結果

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2023年5月熊野灘(17-18日、調査船「あさま」84トン)

調査結果の概要

 調査時の水温は、表面では 21.3~23.8°C、50m では 18.6~23.7°C、100m では 15.4~20.3°C、200m では 14.0~15.8°Cの範囲にあった。水温は広い範囲と水深で「高め」~「かなり高め」で、測点29,30を除くと、平年に比して表面~50mでは平均で3.0°C前後、100~200m では 2.8°C前後も高いなど、顕著であった。
 

 塩分は、表面では 32.39~34.59、20m では 34.04~34.58、200m では 34.50~34.60 の範囲にあった。 
 塩分は、50~100m では、多くの測点で平年値より低かった。

 観測時の黒潮は、大王埼沖で 30°N 付近まで南下した後、強く西偏して熊野灘沖を北上し、遠州灘沖を東進し    
て三宅島を通過する大蛇行流路(A 型)であった。調査では黒潮に達しなかった。
 熊野灘の表面は、おおむね1kt前後で北東へ流れる黒潮系暖水に覆われていた。
 

 調査の概要

調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員  佐野 文菜・宮本 敦史・佐口 智之

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 D O:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
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本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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