現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 漁海況情報 >
  6. 沿岸定線観測 >
  7.  熊野灘沿岸定線観測結果 2023年7月
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和05年08月04日

沿岸定線観測結果

インデックスページへ

2023年7月熊野灘(18-19,24日、調査船「あさま」84トン)

調査結果の概要

 調査時の水温は、表面では22.7~28.8°C、50m では 18.2~20.3°C、100m では 16.4~17.3°C、200m では 11.4~13.8°Cの範囲にあった。水温は概ね高め基調で、特に熊野灘北部沖合の表面~20mではかなり高めであった。表面~20m水温は、17点平均(測点29,30以外)で平年より約2℃高く、100m水温では14点平均(測点29,30以外の100m以深の測点)で平年より約1.6℃高かった。

 塩分は、表面では33.63~34.38、20m では33.72~34.56、200m では34.39~35.16の範囲にあった。概ね平年並の測点が多かったが、北部沖合の50m以深では平年より高く、50mの測点22,23,26,27、100mの測点5,22,23,26,27、200mの測点5,23,26,27では、同月の観測史上最高値を更新した。

 観測時の黒潮は、熊野灘沖で30°N付近まで達する大蛇行流路であった(A型)。調査では黒潮に達しなかった。
 黒潮屈曲部から黒潮系水が波及し、熊野灘沖を南下していた。
 なお、今月の観測ではDOセンサー不調のため、DOは欠測とした。
 

 調査の概要

調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員  駒田 文菜

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
 CTD:SeaBird社製SBE-9plus
   :鶴見精機製XCTD
 D O:SeaBird社製SBE43
 クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz 

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404 
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016 
ファクス番号:0599-53-1843 
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000277579