沿岸定線観測結果
2026年10月熊野灘(1,2日、調査船「あさま」96トン)
調査結果の概要
調査時の表面水温は24.7~27.7℃、50mでは18.8~26.2℃、100mでは14.4~21.5℃、200mでは11.5~17.9℃の範囲にあった。熊野灘全域の表面では平年より1~2℃前後高めであった。20mの熊野灘北中部域及び50mの岸寄りの測点(測点9,11,12,15,17,20)では平年より1~2℃前後高めであったが、北部沖合の測点23,26,27では平年より1~3℃前後低めであった。100mでは熊野灘北中部を中心に、平年より1~2℃前後低め。200mでは測点6,11,15で1℃前後高めであった。


塩分は、表面は32.06~34.30、20mでは32.67~34.30の範囲にあり、黒潮域を除き表面では平年よりかなり低め、20mは平年並~低めであった。表面の測点12及び20mの測点9,11,12では10月としては観測以来の最低塩分を更新した。
観測時の黒潮北縁は、33°15~20’N付近にあり、黒潮北縁域では東へ3.5kt以上の強い流れが観測された。黒潮の表層水温は27℃台であった。

調査の概要
調査海域及び定点 熊野灘(下図)
調査員 磯田 虎太郎
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
:鶴見精機製XCTD
D O:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RDI社製300kHz
*平年値:1991-2020年(測点29,30は2002-2020年)
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
