令和4年度「防災に関する県民意識調査」結果について
令和4年度「防災に関する県民意識調査」の調査結果を報告書として取りまとめました。
1 調査目的
県民の皆さんの自然災害に対する備えの状況や防災に関する意識を把握し、
県の防災・減災対策に活用するため、平成14年度から調査を実施しています。
2 調査方法
県民の方にアンケート調査票を郵送する方法で実施しました。
(1)調査対象:県内全市町の18歳以上の5,000人
(2)調査期間:令和4年10月11日から令和4年10月26日まで
(3)回収率 :53.8%(2,692人/5,000人)
(4)設問数 :50問(枝問含む)
3 主な調査結果
(1)災害に対する意識
・近い将来における大規模地震発生に対する危機意識を持っていると答え
た方の割合 65.5%
・「時間の経過とともに防災意識が薄れつつある」と答えた方の割合
地震:51.5%、風水害:32.5%
(2)災害時の避難行動
・災害発生後または災害発生が予測される場合においても「避難しようと
思わない」と答えた方の割合 地震:1.6%、風水害:4.1%
※主な理由
「自宅が安全だと感じる」
「避難所での生活は自宅に比べて不便・不自由に感じる」
「避難場所や避難所までの避難経路が危険」
・「自宅付近の避難先を知っている」と答えた方の割合 87.1%
※避難先を知ったきっかけ
「市町窓口や市町から配布された避難所マップ等」 58.2%
「地域の活動や自治会の方から教えてもらった」 42.3%
・夜間などの避難が困難な状況における避難について、「夜間での避難に
慣れておらず、避難できる自信がない」と答えた方の割合 37.9%
(3)「自助」、「共助」の取組状況
・家庭の防災対策の状況
「マスクや消毒液等、感染症対策に必要な物品を確保している」
52.9%
「懐中電灯や携帯ラジオ等を入れた非常持ち出し袋を準備している」
47.3%
「3日分以上の飲料水を備蓄している」 38.2%
・地域の防災活動へ「参加したい」、「機会があれば参加したい」と答えた
方の割合 72.0%
・地域の防災活動へ「できるだけ参加したいとは思わない」、「参加したく
ない」と答えた方の割合 25.0%
・消防団に「参加している」、「過去に参加していたが、今は参加していな
い」と回答した方の割合 10.5%
※参加した主なきっかけ
「自治会などから誘われた」 46.5%
「消防団員に誘われた」 39.7%
・消防団に「参加していない」と答えた方の割合 87.5%
※参加しない主な理由
「地域に消防団があるかどうか知らない」 34.3%
「仕事との両立が難しそう」 22.8%
関連資料
参考資料(過去の報告書)
令和3年度調査結果報告書
令和2年度調査結果報告書
令和元年度調査結果報告書
平成30年度調査結果報告書
平成29年度調査結果報告書
平成28年度調査結果報告書
平成27年度調査結果報告書
平成26年度調査結果報告書