委託業務について
1 委託業務の名称
三重県総合税システム再構築に係る調査・検討支援業務委託
2 委託期間
契約締結日から令和9年3月31日まで
3 業務内容
① 再構築手法や次期システム要件の検討に必要な情報の収集
② 次期システムの機能要件定義
③ システム再構築に係る調達仕様書等の作成
④ 上記①~③に付随する業務
4 背景・目的
現行の三重県総合税システム(以下、「現行システム」といいます。)は、平成13年度に開発され、以後5~6年ごとに機器更新を繰り返し現在に至っています。
現行システムは令和6年9月に現在の機器への更新を完了し、令和12年9月の保守期限まで運用する予定ですが、現行サーバーのオペレーティングシステム(サーバーOS)を搭載した機器は令和11年に国内での販売を終了し、令和16年に保守サービスを終了することがメーカー側から発表されています。したがって、現行システム機器の保守期限(令和12年9月)を迎えるにあたり同種のサーバーを調達することができないため、現行と異なる機器構成での使用を前提に、以降のシステム運用を考える必要があります。
また現行システムは、毎年実施される税制改正や、コンビニ収納、マルチペイメントネットワークサービス(MPN)、地方税ポータルシステム(eLTAX)による申告方法や収納手段の拡大、自動車税納付確認システムの運用開始といった県税をとりまく環境の変化に対応するため、無数の改修が重ねられてきました。この結果、システムが複雑化したことによるプログラム修正や、維持管理業務にかかる費用の増大などの課題が発生しています。
さらに、今後も定期的に実施される税制改正に伴うシステム改修や、新たな外部システムとの連携など、DXの進展に伴う環境変化への対応が求められることが想定されますが、現行システムは数十年前に開発したシステムをベースとしているため拡張性に限界があり、対応が難しい状況に陥る可能性も考えられます。
このような現状を踏まえ、県税業務やシステムの見直しにより業務効率の改善を図るとともに、デジタル化時代のさまざまな要請に応えるため、現行システムの要件を再定義のうえ、システムの再構築を予定しています。
本業務は、システム再構築に係る庁内での検討や、再構築する場合の新システムの要件定義等の支援に加え、システム再構築に必要となる仕様書等の作成を委託するものです。
その他、詳しくは「総合税システム再構築調査検討支援仕様書」をご覧ください。
企画提案コンペの実施について
上記業務の委託先事業者の決定にあたり、企画提案コンペを実施します。
1 契約上限額
74,690,000円(消費税及び地方消費税を含む。)
※ ただし、令和7年度支払分として41,250,000円
令和8年度支払分として33,440,000円 を上限とします。
2 参加条件
(1) 企画提案コンペ参加資格
ア 本企画提案コンペに係る契約を締結する能力を有しない者又は破産者で復権を得ない者でない
こと。
イ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第32条第1項各号に
掲げる者でないこと。
(2) 最優秀提案者資格
ア 三重県建設工事等資格(指名)停止措置要領により資格(指名)停止を受けている期間中である者
でないこと。
イ 三重県物件関係落札資格停止要綱(以下「落札停止要綱」という。)により落札資格停止措置
を受けている期間中である者又は同要綱に定める落札資格停止要件に該当する者でないこと。
ウ 三重県税又は地方消費税を滞納している者でないこと。
3 実施スケジュール
(1) 質問の受付 令和7年4月16日(水)15時まで
(2) 質問の回答 令和7年4月18日(金)17時まで
(3) 参加資格確認申請 令和7年4月22日(火)17時まで
(4) 参加資格確認結果通知 令和7年4月24日(木)17時まで
(5) 資料の閲覧 令和7年4月28日(月)から5月12日(月)まで
(※土日及び祝祭日を除く)
いずれの日も9時から12時まで及び13時から17時まで
(6) 企画提案資料の提出期限 令和7年5月19日(月)必着
(7) プレゼンテーション審査 令和7年5月23日(金)
4 その他
企画提案資料の内容等について、詳しくは「企画提案コンペ参加仕様書」等をご覧ください。