県では、平成24年3月に生物多様性地域戦略「みえ生物多様性推進プラン」を策定し、さまざまな施策・事業等に取り組んできました。このたび計画期間の満了に伴いプランの改訂を行いましたのでお知らせします。
1 改訂の考え方
これまでのプランの評価検証を行うとともに、生物多様性における地域固有の特色や課題をふまえて、「人間の社会活動と自然が調和する地域づくり」を進めていくため、生物多様性に関する三重県の取組方向や目標をあらためて設定しました。
2 計画期間
平成28年度から平成31年度までの4年間とします。
3 取組方向
本プランでは、以下の3つの重点方針を設定し施策を推進していきます。
・みんなで学びあおう:子どもも大人も、県民みんなが、生物多様性を、家庭で、社会で、地域で広く学び合うことが出来る三重県を目指します。
・うまく利用しよう:生物多様性の保全と、地域経済・社会の循環を両立させるため、また、地元の農林水産物などの資源を将来にわたって持続させるために、「うまく」利用する三重県を目指します。
・守り、創りだそう:生物が生きていくには、その生物に適した環境が必要です。多様な自然環境を守り、生きものと私たちが、共に豊かに生きてゆける三重県を目指します。
4 今後の予定
引き続き、さまざまな主体との連携のもと、目標の達成に向け進捗を点検・評価するとともに、3つの重点方針に沿って県の取組を総合的に推進していきます。