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令和8年定例会9月定例月会議 請64

受理番号・件名 請64 先生増やして、ゆきとどいた教育を求めることについて
受理年月日 令和8年9月14日
提出された
定例会
令和8年定例会9月定例月会議
紹介議員 吉田 紋華
付託委員会 教育警察常任委員会
請願要旨

(請願事項)
1.非正規教員に頼った教員配置政策を見直し、必要な教員数は原則として正規採用で配置すること
2.小・中・高の全学年で30人学級実現の計画をもつこと

(理 由)
 文部科学省調査によると、全国の公立学校の8.8%に当たる2828校で2025年度の始業時に4317人の教員を計画通りに配置できなかった。三重県もその例外ではなく、「新年度、教員が未配置のままでスタートした」「産育休や増え続ける病休の代替教員が配置されない」など、多くの学校で危機的な状況となっている。これは、子どもの学習権の保障という観点からも極めて重大である。
 一方、不安定な雇用形態で身分が保障されない教員が三重県には多数いる。正規教員を減らして臨時教員で定数を埋めてきた政策を改めて、適切な人数の教員を正規採用で配置することが教員不足問題の解決に向けた最善策ではないか。
 本来、教員は魅力のある仕事である。三重県公立学校教員採用選考試験案内には、『学校教育では日々様々な児童・生徒たちと一緒になり、児童・生徒も教師と共に成長していく』とある。子どもたちの成長には長い時間が必要である。そのため教師は長い時間をかけて子どもたちを見守る必要がある。しかし、短期間で任用が繰り返され、学校を転々とする不安定な雇用形態では、それが難しい。
 教師も共に成長するためには、教育基本法第9条にあるように、教員は絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。そのために教員の身分は尊重されなければならないとある。つまり教員は安定した正規雇用でなければならない。
 さらに学校現場では、不登校や発達課題を抱えた子ども、外国籍や厳しい家庭環境の子どもなどへの対応等、教員の長時間過重労働に拍車をかけている。その解消のためには少人数学級でのゆきとどいた教育が欠かせない。子どもたちの成長と発達を保障するためには、教職員の定数を増やし、小・中・高の全学年での30人学級の実現が必要である。早急に三重県としてのとりくみを進めていただきたい。
 
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