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令和3年1月15日 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録

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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会
会議録
(開会中)
 

開催年月日   令和3年1月15日(金曜日) 午前10時59分~午前11時21分
会議室   201委員会室
出席   8名
        委員長   中瀬古 初美
        副委員長  石垣 智矢
        委員     下野 幸助
        委員     稲森 稔尚
        委員     藤田 宜三
        委員     東   豊
        委員     津田 健児
        委員     西場 信行
欠席   なし
出席説明員        
[農林水産部]
        部長                        前田  茂樹
        副部長                       更屋  英洋
        次長(農産振興担当)              近田  恭一
        次長(農業基盤整備・獣害担当)      藤本 隆治
        参事(CSF対策PT担当課長兼務)   矢野 次男
        農林水産総務課長                佐脇 優子
        農林水産財務課長                村田 洋一
        担い手支援課長               岡本  明 
        畜産課長                   中村 雅人
        獣害対策課長                  近藤 和也
        家畜防疫対策監                  巽  俊彰
                                          その他関係職員
 委員会書記
   議事課     主査       岡野 俊之
   企画法務課  主任       奥村 克仁
傍聴議員   1名
         石田 成生
県政記者   1名
傍聴者      なし
議題及び協議事項
第1 分科会(農林水産部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第1号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第10号)」(関係分)
 
【会議の経過とその結果】
 
〔開会の宣言〕
 
第1 分科会(農林水産部関係)
 1 議案の審査
 (1)議案第1号「令和2年度三重県一般会計補正予算(第10号)」(関係分)
    ア 当局から資料に基づき補充説明(前田部長)
    イ 質疑

〇中瀬古委員長 それでは、御質疑があればお願いいたします。

〇藤田委員 これは今後のことへの対応の金額やと思うんですが、実際、今回は四千数百人にお世話になったということなんですが、かかった経費って、総額でどのぐらいなんでしょう。その辺がもし分かるようでしたら教えていただければ。

〇近田次長 今回の豚熱の防疫措置にかかった経費でございますけれども、概算ということになりますけれども、3億1500万円ぐらいで、3億円程度かかっておるというような状況でございます。
 以上でございます。

〇藤田委員 ありがとうございました。

〇中瀬古委員長 よろしいですか。

〇東委員 基本的なことをお伺いする形になると思うんですが、国のほうでワクチンを打つようになって、2回接種していると思うんですが、2回は接種していないんですか、という中で、全頭殺処分ということが本当に必要なのかどうか、ちょっとお考えをいただければなと思うんです。
 おととしぐらいのときに、ワクチン接種をする、しない、清浄国、非清浄国というやり取りがあった中での対応なんですが、お聞かせいただきたいなと思います。

〇矢野参事 御質問いただきましたワクチン接種で、三重県はワクチン接種推奨地域ということで、令和元年10月からワクチン接種をしておりまして、ワクチンの接種の方法を少し申し上げますと、元年10月に全頭接種します、それから、肥育豚、肉にする豚については、その後、生まれた豚について、親から離乳時、大体30日から60日程度の間に接種することになっていまして、それを順次接種しています。
 それと、接種した豚について、その後、血を抜いて抗体検査という検査をしまして、そこで抗体が付与されていない、ついていないというものについては、国と協議しまして、追加接種ということで、2回目になるんですけれども、やっております。
 あと親豚については、親豚のほうは長く飼うものですから、ワクチン接種の方法として、子豚のときに打って、半年後に2回目の追加の接種をして、その後は、さらにそこから1年後、1年後ということで接種をするというふうなことになっておって、そのように進めておるところです。
 先ほど御質問のあった殺処分につきましては、家畜伝染病予防法の中で、豚熱は法律に基づく伝染病に指定されていまして、それが出た場合には、全頭殺処分するというふうなことが法律で決められております。これを接種する、しないにかかわらずそういうことになっておるんですけれども、ワクチン接種推奨地域でワクチン接種をした農場についても、豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針のほうでそれらと同じ扱いをするというふうなことに現在なっておりまして、それに基づいて全頭殺処分しておるというふうなことでございます。
 ただ、委員がおっしゃったようにワクチンを打っとるやつまで殺さないかんのかという話は、農家の方からも、そういう見直しについての御要望を頂いていますので、県としても、ワクチン接種推奨地域については、例えば発生したときに、農場の清浄度合いを検査するとか、いろんなそういうことを担保することで、発症した豚舎だけにできないかというふうな要望を国に今までも少し上げておるような状況でございますけれども。ただ、ワクチンを打ったとしても、それが完全に全ての豚に抗体が付与されるわけではないということで、やはり僅かですけれども、感染を広げる可能性があるというふうなことで、それについて国のほうは、全頭殺処分の方針を今のところ変えていないというふうな状況でございます。

〇東委員 御説明はよく分かりました。肥育とか養殖とかというので、殺処分というのは、非常に心の痛い話ですね。ワクチンを打って抗体をつくって、殺処分しなくてもいいんじゃないかなと個人的には思う場面のところがありますが、ぜひ国へ要望するなり。例えばワクチンを打ち始めたわけですから、徹底して抗体ができるまで管理をしていくと。国への要望について県としてはどう考えていますか、その辺については。

〇矢野参事 先ほども申し上げましたが、これまでもこの件については、三重県としてもですし、東海、北陸の知事会とかでも、一緒になって全頭殺処分の見直しをやっていまして、直近では、この11月に三重県から国への秋の要望をしたときに、この項目もしっかり入れて要望しています。
 これからもいろんな場面があると思いますので、そういう場面を活用しながら、しっかり対案も示しながら、具体的な要望をしていきたいというふうに考えています。
 以上です。

〇東委員 以上です。

〇稲森委員 せっかくなので教えていただきたいんですけれども、この殺処分をしたことに対する補償とかというのは、どうなっているか教えていただけますか。

〇近田次長 国のほうで手当金が出る制度がございます。一頭一頭評価をしまして、それに見合う補償が出る制度がございます。ほとんど殺処分した評価額の全頭分、出る制度があるというようなことで、あと精査に当たっては、いろいろ国とも調整をしながら、県としてもしっかりと支援をしてまいりたいなというふうに考えております。
 以上です。

〇稲森委員 その評価額というのは、大体、本来、豚を売ったときに得られるようなものに比べてどの程度のものになるのか、十分なものなのかどうかというのは分かりますか。

〇矢野参事 国の手当金につきましては、殺処分を行った時点の豚であったり、ほかのものもですけれども、いろんなものの評価額というふうなことになります。これは実際に販売した額というわけではないので、あくまで国とのいろいろやり取りの中で評価額というのは決まっていくというふうなことですけれども、大きくは出荷前の肉になる豚と、まだそこまで行っていない小さい子豚とか、そういったものに分けて、農場ごとに書類のやり取りをして決めていくというふうなことになってございます。農場によって、そこは若干まちまちということです。
 もう一つ、国の手当金、これは殺処分した豚への10分の10の評価額で出るわけですけれども、あと畜産農家の互助的なところとして家畜防疫互助基金というのもございまして、それは再開に向けた必要な経費を、また手当金とは別途お支払いするというふうな制度もございますので。その両方を使って再開に当たっていくというふうなことになるかと思います。

〇稲森委員 ありがとうございます。

〇西場委員 年末から正月にかけてというこの大変な時期に7000頭、そして4000人以上の方にこれに当たってもらったというのは、想像するだけでも大変なことやったろうなと思っておりまして、これに関係していただいた皆さん方、県職員の皆さんに本当に感謝申し上げたいと思いまして、今日も知事や部長も述べられたように、地元の伊賀市や、JAや、自衛隊や、いろいろ関係団体の皆さんにも大変お世話になっていることを改めてお礼申し上げたいと思います。
 ただ、こうやってしてそんな気持ちを持っておるんですが、皆さん方がどれほど大変なことやったかというのが、推測、推察はするんですが、まだ現場へも行っていないので、分からないところがあるんですよね。それはそれで、この場でなくてもいいけれども、こういうものが起こって殺処分になると、こんなに大変な作業をこうやってしてやるんだということを皆さん方から我々や、あるいは必要な県民の皆さんにもちゃんと広報して、こういうことが起こらないようにみんなの意識を持たせるようにしていってもらいたいなと思うので、それも奥ゆかしく、いろいろやってもらったのに、その辺を心得てあまり言われないのかも知らんけれども、そうじゃなしに、やっぱりきちっとした助成、報告はしていただきたいと思っています。
 今、東委員からいろいろ聞いてもらったので少し分かったんですが、今回の発生は、子豚が離乳してから、次のワクチン接種までの隙間を狙われたというようなことでいいのか、あるいは、もしそうであれば、それを今後起こさないためにどういうふうにしていくのかというようなことについて、今後のことも含めてあれば教えてください。

〇矢野参事 今回の伊賀の件ですけれども、発症があったのは、先ほど委員がおっしゃったように、子豚が親から離乳して。乳を飲んでからしばらくの間は、親からの移行抗体といいまして、お乳を介しての抗体があるという時期がありまして、そのときはウイルスからブロックされておる状態ですけれども、それがしばらくすると、抗体が消滅して、かかるような場合があるんですけれども、そこの時点で今度はワクチンを接種して、また抗体をつけてというふうなことで、今、離乳時にワクチンを打っていますけれども、今回、発症した豚については、まさにこれからワクチンを接種しようというふうな時期の、大体生まれてから50日前後から60日ぐらいにかけての離乳した豚で、ワクチン接種前の豚が発症したというふうなことでございます。
 私どもも離乳時の移行抗体がなくなってから、次にワクチンを接種して抗体がつくまでの間が非常にリスクが高いというか、そこが一つのポイントかなというふうなことで考えておりまして、今まで農場全体を守る対策はいろいろやってきたわけですけれども、さすがにイノシシは農場に入ってこないように柵をしてあるんですけれども、特に離乳豚舎に焦点を当てて、今回、提案させていただいております予算の中で、離乳豚舎の周りに、例えばネズミとか、そういったものが入ってこないような目の細かい亀甲網であるとか、そういったものを張り巡らすとか、あと離乳豚舎の中にいるネズミ等を駆除するテープとかそういうのがあるんですが、そういったものとか、あと、もし中にそのウイルスが入った場合には、発症する前にウイルスを殺すということで、離乳豚舎自体の消毒をするというふうな、消毒機の整備を離乳豚舎のある県内の全ての養豚場で進めたいというふうなことで、今回、提案させていただいているところです。
 以上です。

〇西場委員 分かりました。
 もう一つ、野生イノシシ捕獲強化事業費500万円という補正がありますが、野生イノシシの捕獲を強化していかねばならんということは改めて思うんですが、500万円という数字が、何に使われるのか、その額で、程度でというのか、それで十分なのかどうかというところも気になりますが、この辺はどうですか。
○矢野参事 野生イノシシ対策なんですけれども、これまでも、県内で経口ワクチンを散布しておるところが松阪以北にありますけれども、陽性イノシシが確認されておるところは松阪市以北になっておりまして、それらの地域で調査捕獲ということで、頭数に制限なく、検体を取って豚熱にかかっておるかとか、抗体をどれぐらい保持しているかという調査をするために調査捕獲という事業をしています。これで県内の松阪市以北については、農場周辺も含めて、数に制限なく捕っております。
 また、松阪市よりもっと南のほうについても、県の事業である指定管理鳥獣捕獲等事業というふうな事業とかを活用しながら捕っていくというふうなことにしていまして、今までもそれは積極的に捕獲をしているというふうなことでございますけれども、今回、発生しました伊賀のほうでも、農場の近くでイノシシが発見されていますし、陽性イノシシもあったというふうなことで、特に農場周辺のイノシシの捕獲をさらに強化するということが大切であるというふうに考えまして、今回、緊急的に松阪市以北の地域の陽性が出とるエリアの中でもイノシシが見かけられるようなところを、今までの捕獲に加えてわなの設置であるとか、あとはイノシシが出てこないかを確認するセンサーカメラの設置であるとか、そういうことを進めて、特に農場周辺の捕獲を強化していくというふうなことで考えてございます。

〇西場委員 しっかりやっていただくことを希望します。
 終わります。

〇前田部長 大変私どものほうにねぎらいのお言葉を頂きまして、ありがとうございました。職員にも非常に年末年始の休暇、あるいは厳しい寒い中、頑張っていただいたということで感謝を申し上げます。
 また、自衛隊の方、国、伊賀市、それから建設業協会の皆さんにも、多大な御尽力をいただきましたことをもって、予定よりも2日早く防疫作業を完了できたということで、大変ありがたく思っておるところでございます。
 防疫措置をやっておる最中は、やっぱり感染拡大防止という意味で、マスメディア等もはじめ部外者の方の立入りというのは制限させていただかざるを得ないということで、作業の現場とかをお見せするというのはなかなか難しいんですけれども、こういった御協力いただいた皆様方にお応えする意味でも、委員御指摘のようなこの作業の内容を少し公開するような形でお応えしたいなというふうに思っていますし、また農家の皆さんにもそういうことを御理解いただくということで、何か方策を考えたいと思いますので、よろしくお願いします。

〇中瀬古委員長 よろしいでしょうか。ぜひよろしくお願いいたします。
 ほかにございませんか。
          〔「なし」の声あり〕

〇中瀬古委員長 よろしいですか。
 では、なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
    ウ 委員間討議   なし
    エ 討論      なし
    オ 採決      議案第1号(関係分)   挙手(全員)   可決
 
 2 委員間討議
  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし
 

〔閉会の宣言〕
              三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
                   予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長
                                                中瀬古 初美

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