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平成23年5月12日 予算決算常任委員会生活文化環境森林分科会 会議録 

 

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予算決算常任委員会生活文化環境森林分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日        平成23年5月12日(木) 自 午後3時23分~至 午後3時40分

会 議 室           302委員会室

出席委員            8名

                           委 員 長        津村      衛

                           副委員長   津田 健児

                           委       員   下野 幸助

                           委       員   奥野 英介

                           委       員   北川 裕之

                           委       員   三谷 哲央

                           委       員   岩田 隆嘉

                           委       員   中川 正美

欠席員            なし

出席説明員

          [生活・文化部]

                           部  長                                            北岡 寛之

                           副部長兼経営企画分野総括室長       真伏 利典

                           人権・社会参画・国際分野総括室長   古金谷 豊

                           男女共同参画・NPO室長                  鳥井 早葉子

                           生活・文化総務室長                          別所 喜克

                                                                                           その他関係職員

委員会書記

                           議  事  課     主査       竹之内 伸幸

                           企画法務課     主査       中西      宣之

傍聴議員            なし

県政記者クラブ 2名

傍 聴 者           4名

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(生活・文化部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第1号「専決処分の承認について (平成23年度三重県一般会計補正予算(第3号))」の関係分

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 分科会(生活・文化部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第1号「専決処分の承認について (平成23年度三重県一般会計補正予算(第3号))」の関係分

    ①当局から資料に基づき補充説明  な し

    ②質疑

〇中川委員 災害のために、NPOでみえ災害ボランティア支援センターができました。当然ながら県下にもたくさんのNPOがあると思うんですが、これは新たなNPOであって、既存のNPOもそういった関係のものがあると思うんです。それらを包括しているのかどうか。そのあたりを教えてください。

〇北岡部長 今回の震災のために活動しているみえ災害ボランティア支援センターは、NPOのみえ防災市民会議とかのNPO関連団体、日本赤十字社、社会福祉協議会、三重県、6団体が合同して活動している団体です。その中でさまざまなNPO、他にも災害関係のボランティアがたくさんあるので、そういったところと連絡調整しながら活動しています。今回の支援センターの目的は、被災地でボランティア活動したい県民がたくさんいるので、その人たちと被災地をつなぐコーディネートの役割です。その中でさまざまな団体からの申し出もあるし、県民からの申し出も受けながら活動しているという状況です。

〇中川委員 既存のNPOのみなさんが一生懸命活動をしているのだから、連携を密にしていただきたい。私どももいろんな方がそのNPOに対して義援金を出したいとか、いろんな話があったので、そういう形でしてもらいたい。

〇三谷委員 被災地でボランティアをやろうと意欲のある方は、まずボランティア支援センターの方にお申し出いただいて、そこのコーディネートで被災地の方に行くということなんです。1次、2次が行って現地のサポート体制を確立して、3次以降が現場の仕事をされているということなんですが、今、第何次くらいまでで、どのくらいの人が行かれているのでしょうか。

〇北岡部長 第1便が出発したのは4月28日で、現在、第3便が活動している。1便と2便は7日間、20名ということで、これは現地のボランティアセンターの支援スタッフということで、直接ボランティア活動するのではなくて、ボランティアをコーディネートする役をやっていた。当初、事前の調整でそういう役をうけたまわりましたので、若干経験者を集めて、第2便までは派遣しました。第3便以降は30名にして、ボランティアセンターの支援スタッフと一般のボランティア活動をする人と、どちらも対応できる状況でいくと。昨日から募集している第6便以降は1回20名を基本に、一般の活動を中心に派遣する予定である。

〇三谷委員 これはかなり長期になってくると思うが、長期的な計画なりスケジュールなり、今第6便までのお話を聞きましたが、県としてはいつごろまで活動を展開していく計画ですか。

〇北岡部長 今回専決でお願いしている中にも、現地のスタッフとこちらの方の事務局スタッフの人件費が入っているんです。基本的には今年度いっぱいです。それから、今後補正予算等でお願いするかもわかりませんが、現時点では10便くらいまでは考えていますが、少なくとも1年くらいは続けていく必要があると。あれだけの震災ですので、一朝一夕には復興しないだろうということも踏まえて、長期戦で考えているということで、私どもとしましては年内、派遣期間なり人数は若干変わってくるかもしれませんが、基本的にはずっと、向こうの状況も踏まえながらボランティアを派遣していくという前提のもとにいろいろな対応を考えていきたい。

〇三谷委員 スタッフの人件費という話がでたが、ボランティアで行く人は基本的にボランティアなので無償で行かれているわけです。人件費の対象は誰ですか。

〇北岡部長 ボランティアの方はすべて自費で行ってもらう。今回の支援センターは三重県を含めて6団体で構成しているが、ボランティアの企画運営とかは他のボランティア団体が役割を担っている。ボランティアセンターのいろんな調整をするスタッフの事務費を三重県が負担している。ボランティア活動そのものに県が直接補填するものではない。

〇三谷委員 そうすると人件費というより、事務費に対して応援をしているという理解でよろしいですか。

〇北岡部長 基本的にはそういうことです。

〇三谷委員 総務部に聞くべきかもしれないが公務員のボランティア休暇の制度があるが、それとはまったく連動せずに動いているのですか。

〇北岡部長 現在、県職員の場合は5日間あると思いますが、延長の検討をしていると聞いています。今回のは制度的なものとは別個に、ボランティアで行きたい方を募集してうまくいけるようにコーディネートしているのが私どもの役割です。

〇三谷委員 ボランティア休暇そのものに対する批判が一方にあるのも承知していますが、応援に行くなら一箇所ですべての情報を掌握されて、公務員が休暇を取ってするボランティア活動も、NPOや県民がさまざまな形でボランティアで支援に行かれるというのも、どこかで一元的に管理できるような体制が必要だと思うので一度また検討いただきたいと思います。
 もう一つ、三重県からのボランティアセンターを通じての活動の最初のときに現地での飲酒等の話があって、向こうでしかられたという話を聞いております。そのあたりのことも、これからよく注意をしていただければと思っています。

〇北川委員 関連して、地域でも例えば伊賀市にも災害ボランティアセンターができていて、派遣の募集をされているということです。これは、三重県のこのセンターとの兼ね合いというか、補助の対象になるのかならないのか、その住み分けはどう考えたらいいんですか。

〇北岡部長 県内にたくさんの災害ボランティアがあります。今回、我々が災害ボランティアセンターとして行っているのが岩手県の山田町というところですが、これは情報や現地の状況からして、三重県の災害ボランティア支援センターとして、そこが手薄なのでそこに入ってやっている。詳しくはわからないですが、地区のボランティアによってはいろんなつながりの中から別のところへ行くこともあると思いますが、こちらの支援センターで県内のボランティア団体を全部調整してどこへ行ってくれとかそういうことではないので、それぞれつながりとか必要性をかんがみて活動している団体もあると思います。連絡調整や情報交換はしていると思います。

〇北川委員 みえ災害ボランティア支援センターは三重県が入っているから三重県から補助金が出ると考えたらいいですか。

〇北岡部長 補助金というか、基本的にはこれができたときにはNPO団体、先程申し上げましたように日本赤十字、三重県、社会福祉協議会が災害時に、県内外に災害が起こったところにボランティアのコーディネートをするという、ボランティアに行きたい人に現地へどう行ったらよいのか、現地で何をしたらよいのか。そういった方たちをきちっとまとめて、その人たちに情報を提供して、なおかつ現地に行くのにバスを出す。そういう情報提供と現地への輸送のコーディネートするというのが災害ボランティア支援センターの役割です。その中で県の役割ということで負担をするわけであるが、事務局の運営に人を出したりするのも、それぞれの団体から出して活動しているわけです。特に個別のNPO団体にお金を出すということとは話が違うかなと思います。

〇北川委員 伊賀市の災害ボランティア支援センターは、規模と中心になっている組織の問題だけで、市や社会福祉協議会が中心になってやっていると思うんです。やっている内容は一緒なので、こっちには支援があって、こっちにはないというそのあたりのものさしの違いはどこにあるのかなと思っただけです。

〇北岡部長 ボランティア支援センターということで、三重県も役割を担う1つの団体としての負担をしているということです。三重県のボランティア支援センターに三重県が加わってその中で、三重県の役割を果たしているということで、今回は、社協や日赤から人を出してもらうはずであったが、大震災で社会福祉協議会や日本赤十字は直接全国組織から言われて人を出していて、ボランティア支援センターの事務局の運営すらできない事態になったので、三重県として運営を支えるために応分の負担を一員としてしたということです。

〇北川委員 三重県が入っているから負担しているという意味合いでいいんですね。

〇北岡部長 そういうことです。

〇津村委員長 これまで第3便まで行って、今後も継続して行っていくのであれば、詳しい資料を委員に配布してほしいと思いますので、お願いします。

 

    ③委員間討議  なし

 

    ④討論               なし

 

    ⑤採決               議案第1号   挙手(全員)     承認

 

 

〔閉会の宣言〕

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

生活文化環境森林常任委員長

津村 衛

 

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