三重県では、利用者の利便性に配慮した肝炎ウイルス検査を実施することにより肝炎ウイルス陽性者を早期に発見するとともに、相談やフォローアップにより早期治療に繋げ、ウイルス性肝炎患者等の重症化予防を図ることを目的に、三重県ウイルス性肝炎患者等重症化予防推進事業を実施しています。
肝炎ウイルス相談・検査
保健所における相談・検査
県内各保健所では、ウイルス性肝炎に関する相談、検査(HBs抗原、HCV抗体)を行っています。相談・検査は無料・匿名で受けることができます。
検査日時
詳しくは下記保健所までお問い合わせください。
保健所 | 住所 | 問合せ電話 | 検査日時(年末年始・祝日を除く) |
---|---|---|---|
桑名保健所 | 桑名市中央町5-71 | 0594-24-3625 | 毎週(火)13:00~14:30 |
鈴鹿保健所 | 鈴鹿市西条5-117 | 059-382-8672 | 毎週(火)9:00~10:30 |
津保健所 | 津市桜橋3-446-34 | 059-223-5184 |
毎週(火)15:00~16:30 |
松阪保健所 | 松阪市高町138 | 0598-50-0531 | 第1・3(火)13:00~14:30(要予約) |
伊勢保健所 | 伊勢市勢田町628-2 | 0596-27-5137 |
第2・4(火)9:00~11:00(要予約) |
伊賀保健所 | 伊賀市四十九町2802 | 0595-24-8045 | 第1・3(火)9:00~11:00(要予約) |
尾鷲保健所 | 尾鷲市坂場西町1-1 | 0597-23-3454 | 第2・4(火)9:00~10:00 |
熊野保健所 | 熊野市井戸町383 | 0597-89-6115 |
第2・4(火)13:30~14:30(要予約) |
相談日時
平日 午前8時30分から午後5時15分まで(祝日、年末年始12/28~1/3を除く)保健所設置市はこちら
保健所 | 住所 | 問合せ電話 | 検査日時 |
---|---|---|---|
四日市市保健所 | 四日市市諏訪町2-2 | 059-352-0595 | 毎週(水)13:00~15:00、第4(水)17:30~19:00 |
委託医療機関における検査
県が委託した医療機関で、無料(自己負担なし)の肝炎ウイルス検査を受けていただくことができます。
◆対象者
三重県内にお住まいの方で、肝炎ウイルス検査を希望される方
※詳しくは、四日市市健康づくり課(059-354-8282)へお問い合わせください。
◆受付期間
令和6年5月7日(火)から令和7年3月14日(金)まで
◆費用負担
無料(自己負担なし)
◆検査項目
HBs抗原検査及びHCV抗体検査
◆受診方法
県が委託した医療機関(下記一覧参照)を直接受診し、申込み手続きをしてください。
※平成30年度から県保健所での手続きは不要となりました。
※医療機関の皆様へ
用紙につきましては、以下のファイルをダウンロードして使用いただくことも可能です。
申込書兼問診票
請求書様式
なお、結果報告書は複写式ですので、不足の場合は、以下の事業に関するお問い合わせ先までご連絡ください。
◆案内チラシ
委託医療機関一覧(R6.8.26現在:460医療機関)
※受診する際は、事前に受付時間等を医療機関にご確認ください。
郡市医師会 | 対象市町 | 医療機関一覧 |
---|---|---|
桑名医師会 | 桑名市,木曽岬町 | |
いなべ医師会 | いなべ市,東員町 | |
四日市医師会 | 四日市市,菰野町,朝日町,川越町 | |
鈴鹿市医師会 | 鈴鹿市 | |
亀山医師会 | 亀山市 | |
津地区医師会 久居一志地区医師会 |
津市 | |
松阪地区医師会 | 松阪市,多気町,明和町,大台町 | |
伊勢地区医師会 | 伊勢市,玉城町,度会町,大紀町,南伊勢町 | |
志摩医師会 | 鳥羽市,志摩市 | |
伊賀医師会 名賀医師会 |
伊賀市、名張市 | |
紀北医師会等(個別 契約医療機関を含む) |
尾鷲市,紀北町 | |
紀南医師会 | 熊野市,御浜町,紀宝町 |
肝炎ウイルス検査陽性者の方へのフォローアップ事業
1.内容
肝炎ウイルス検査で陽性になり、フォローアップに同意をいただいた方に対し、適切な治療に繋がるよう、医療機関の受診状況を電話や手紙で確認させていただきながら、相談に応じていきます。
2.対象者
県内にお住まいの方で、次のいずれかに当てはまる方
- 県内各保健所または県が委託している医療機関で実施する肝炎ウイルス検査において陽性と判定された方
- 検査費用の助成事業により把握した陽性の方
- その他、医療機関や市町からの情報提供等により把握した陽性の方
3.利用方法
保健所でフォローアップについて説明を受けたうえで、「同意書」を提出していただきます。
初回精密検査費用助成
以下の対象者の方に対し、初回精密検査費用を助成します。
1.対象者
三重県内にお住まいの方で、以下の全ての要件に該当する方
- 医療保険各法(後期高齢者を含む)の規定による被保険者又は被扶養者
- 1年以内(注1)に、「県及び四日市市が行う肝炎ウイルス検査、又は市町が行う肝炎ウイルス検診」、「職域の肝炎ウイルス検査」、「妊婦健診の肝炎ウイルス検査」または、「手術前の肝炎ウイルス検査」において陽性と判定された方
- 県又は市町が行うフォローアップ事業に同意された方
注1:初回精密検査の助成対象となるのは、費用助成請求日から遡って1年以内に肝炎ウイルス検査又は肝炎ウイルス検診で陽性の判定をされた(結果通知を受け取った)方が、検査日が属する年度の3月31日までに請求いただく場合です。 妊婦健診および手術前の肝炎ウイルス検査についても1年以内に陽性と判定された方を対象としていますが、出産後および手術後の状況を鑑み、特段の事情がある場合には、この限りではありません。
2.助成対象
初診料(再診料)、ウイルス疾患指導料及び下記の検査に関連する費用として県が認めた費用。ただし、医師が真に必要と判断したものに限る。
1 血液形態・機能検査(末梢血液一般検査、末梢血液像)
2 出血・凝固検査(プロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間)
3 血液化学検査(総ビリルビン、直接ビリルビン、総蛋白、アルブミン、ALP、ChE、γ-GT、総コレステロール、AST、ALT、LD、ZTT)
4 腫瘍マーカー(AFP、AFP-L3%、PIVKA-Ⅱ半定量、PIVKA-Ⅱ定量)
5 肝炎ウイルス関連検査(HBe抗原、HBe抗体、HBVジェノタイプ判定、HCV血清群別判定等)
6 微生物核酸同定・定量検査(HBV核酸定量、HCV核酸定量)
7 超音波検査(断層撮影法(胸腹部))
3 申請の流れ
(1) 肝炎ウイルス検査を申込みした保健所で説明を受け、「肝炎ウイルス陽性者フォローアップ事業参加同意書」を提出する(市町が実施する肝炎ウイルス検診を受けた方は、お住まいの市町にお問い合わせください)。
(2) 医療機関を受診し、初回精密検査を受けて、窓口で費用を支払う。
※医療機関で発行される領収書と診療明細書は申請に必要ですので、大切に保管してください。
(3) 申請に必要な書類を、フォローアップ事業の担当保健所又は市町に提出する。
(4) 内容を審査のうえ、県が、自己負担分のうち対象費用を助成します(口座へ振り込みます)。
4 申請に必要な書類
有料になる書類もありますので、医療機関でご確認ください。書類発行にかかる料金は、助成対象外です。
県又は四日市市が行う肝炎ウイルス検査、市町が行う肝炎ウイルス検診で陽性と判定された方
(1)肝炎検査費用請求書(初回精密検査)(別紙様式3-1)(2)医療機関の領収書
(3)診療明細書
(4)肝炎ウイルス検査結果通知書(県又は四日市市が行う肝炎ウイルス検査、市町が行う肝炎ウイルス検診による結果)
職域の肝炎ウイルス検査で陽性と判定された方
(1)肝炎検査費用請求書(初回精密検査)(別紙様式3-1)(2)医療機関の領収書
(3)診療明細書
(4)肝炎ウイルス検査結果通知書(職域で受けた検査に限る)
(5)職域検査受検証明書(別紙様式3-2)
※職域検査受検証明書を作成してもらっていない場合は、保健所窓口にご相談ください。
妊婦健診の肝炎ウイルス検査で陽性と判定された方
(1)肝炎検査費用請求書(初回精密検査)(別紙様式3-1)(2)医療機関の領収書
(3)診療明細書
(4)母子健康手帳の検査日・検査結果が確認できるページの写し
手術前の肝炎ウイルス検査で陽性と判定された方
(1)肝炎検査費用請求書(初回精密検査)(別紙様式3-1)(2)医療機関の領収書
(3)診療明細書
(4)肝炎ウイルス検査結果通知書
(5)肝炎ウイルス検査後に受けた手術に係る手術料が算定されたことが確認できる診療明細書
様式
肝炎検査費用請求書(初回精密検査)(別紙様式3-1)(pdf:126Kb)
5 助成回数
1回(初回)
定期検査費用助成
以下の対象者の方に対し、定期検査の費用を助成します。
1 対象者
三重県内にお住まいの方で、以下の全ての要件に該当する方
- 医療保険各法(後期高齢者を含む)の規定による被保険者又は被扶養者
- 肝炎ウイルスの感染を原因とする慢性肝炎患者、肝硬変患者、肝がん患者(治療後の経過観察を含む)
- 住民税非課税世帯に属する方又は市町村民税(所得割)課税年額235,000円未満の世帯に属する方
- 県又は市町が行うフォローアップ事業に同意された方
- 肝炎治療特別促進事業の受給者証の交付を受けていない方
2 助成対象
初診料(再診料)、ウイルス疾患指導料及び下記の検査に関連する費用として県が認めた費用。ただし、医師が真に必要と判断したものに限る。
1 血液形態・機能検査(末梢血液一般検査、末梢血液像)
2 出血・凝固検査(プロトロンビン時間、活性化部分トロンボプラスチン時間)
3 血液化学検査(総ビリルビン、直接ビリルビン、総蛋白、アルブミン、ALP、ChE、γ-GT、総コレステロール、AST、ALT、LD、ZTT)
4 腫瘍マーカー(AFP、AFP-L3%、PIVKA-Ⅱ半定量、PIVKA-Ⅱ定量)
5 肝炎ウイルス関連検査(HBe抗原、HBe抗体、HBVジェノタイプ判定、HCV血清群別判定等)
6 微生物核酸同定・定量検査(HBV核酸定量、HCV核酸定量)
7 超音波検査(断層撮影法(胸腹部)) ⇒肝硬変・肝がん(治療後の経過観察を含む)の場合は、超音波検査に代えてCT撮影又はMRI撮影を対象とすることができる。
※ 診断書等の書類作成に費用がかかる場合がありますが、その費用は対象になりません。
3 助成金額
- 助成対象について、保険医療機関の窓口で支払った金額(自己負担分)から、下表の自己負担限度額を差し引いた金額
階層区分 自己負担限度額(1回につき)慢性肝炎 肝硬変肝がん甲 市町村民税(所得割)課税年額が235,000円未満の世帯に属する者 2,000円 3,000円 乙 住民税非課税世帯に属する者 0円 0円 4 申請の流れ
(1) 保健所で説明を受け、「肝炎ウイルス陽性者フォローアップ事業参加同意書」を提出する。
(2) 「定期検査費用の助成に係る医師の診断書(様式4)」を保健所で受け取る、又はホームページから印刷する。
(3) 医療機関で定期検査を受ける。(4) 医療機関で診断書(様式4)を作成してもらい、窓口で費用を支払う。
※医療機関で発行される領収書と診療明細書は申請に必要ですので、大切に保管してください。(5) 申請に必要な書類を、フォローアップ事業の担当保健所に提出する。
(6) 内容を審査のうえ、県が、自己負担分のうち対象費用を助成します(口座へ振り込みます)。
5 申請に必要な書類
有料になる書類もありますので、医療機関や市役所・町役場でご確認ください。書類発行にかかる料金は、助成対象外です。
(1) 肝炎検査費用請求書(定期検査)(別紙様式3-4)
肝炎検査費用請求書(定期検査)(pdf:142kb)(2) 医療機関の領収書
(3) 診療明細書
(4) 世帯全員の住民票の写し
(5) 世帯全員の住民税非課税証明書又は世帯全員の市町村民税の課税年額を証する書類
(6) 医師の診断書(別紙様式4)
定期検査費用助成に係る医師の診断書(pdf:89kb)6 助成回数
年2回(初回精密検査の回数を含む)
事業に関するお問い合わせ先
機関名 住所 問合せ電話 桑名保健所(健康増進課) 桑名市中央町5-71 0594-24-3625 鈴鹿保健所(健康増進課) 鈴鹿市西条5-117 059-382-8672 津保健所(健康増進課) 津市桜橋3-446-34 059-223-5184 松阪保健所(健康増進課) 松阪市高町138 0598-50-0531 伊勢保健所(健康増進課) 伊勢市勢田町628-2 0596-27-5137 伊賀保健所(健康増進課) 伊賀市四十九町2802 0595-24-8045 尾鷲保健所(健康増進課) 尾鷲市坂場西町1-1 0597-23-3454 熊野保健所(健康増進課) 熊野市井戸町383 0597-89-6115 三重県医療保健部感染症対策課 津市広明町13 059-224-2712 要綱等
三重県ウイルス性肝炎患者等重症化予防推進事業実施要綱(pdf:278kb)
令和6年度三重県ウイルス性肝炎患者等重症化予防推進事業のご案内 (pdf:664kb)
「知って、肝炎プロジェクト」を実施しました
厚生労働省が実施している「知って、肝炎プロジェクト」の啓発活動の一環として、スペシャルサポーターの
山川豊氏が知事を表敬訪問し、肝炎ウイルス検査の必要性や肝炎に関する正しい知識の普及・啓発活動を行いました。
表敬訪問の詳細についてはこちらをご確認ください。